ジャイロアップのリアショックについて、特にシャフトの動きや問題、社外の互換ショックについての質問が多く寄せられています。今回はリアショックが動かない場合や動きが悪い場合、または車両の自然な傾きの挙動について、考えられる原因と対処方法について解説します。
ジャイロアップのリアショックが動かない場合
ジャイロアップのリアショックが動かなくなる原因として、ショックアブソーバーの摩耗や劣化、または組み付け不良が考えられます。リアショックのストロークが3~5センチしか動かない場合、ショックが劣化している可能性がありますが、元々の設計によるものの可能性もあります。
また、ショックアブソーバーの内部のオイルが劣化したり、ダストシールが破損している場合も、正常に機能しなくなることがあります。場合によっては、ショックを交換することを検討した方が良いでしょう。
社外の互換ショックを使用する場合
ジャイロアップのリアショックは、社外パーツとしても互換性のあるものがいくつかあります。特に、ダウンサスや強化されたショックアブソーバーを使用したい場合、オフロード用やカスタムパーツを提供しているメーカーを選ぶと良いでしょう。
例えば、タナベやKYBなどのブランドは、性能向上を狙った社外パーツを多数提供しており、リアショックアブソーバーもラインナップしています。社外パーツを使用する場合は、車両の特性や取り付けが適切であることを確認してから交換を行いましょう。
ジャイロアップの傾きや車両の挙動
ジャイロアップの車両は、パーキングブレーキを解除した状態で車両が自然に傾き、その後元の位置に戻るという現象が見られることがあります。この現象は、車両の重心が車体中央に近く、またサスペンションの特性によって発生することが多いです。
ジャイロXに比べてジャイロアップは、この「自動的に戻ろうとする力」が強く働く傾向があるため、駐車時や傾けた際に車両が元の位置に戻ろうとします。これは設計上の特性であり、問題ではありません。
まとめ
ジャイロアップのリアショックが動かない場合、まずはショックの劣化やオイルの摩耗が原因であることを疑い、必要に応じて交換やメンテナンスを行うことが重要です。社外のショックアブソーバーに交換する際は、互換性のあるパーツを選ぶことをお勧めします。
また、ジャイロアップの車両が自然に戻ろうとする力については、特に問題ではなく、車両設計上の挙動です。安全に乗るために、定期的なメンテナンスを行い、車両の挙動に注意を払いましょう。


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