DIYでバイクのタンクキャップにニッケルメッキを施す際、錆びが発生する問題に直面することがあります。この記事では、メッキ中に銅が錆びる原因と、その対策方法について解説します。特に、銅メッキ中の緑色の錆や結晶の発生を防ぐためのヒントを提供します。
銅メッキ中に発生する錆の原因
銅メッキ後に緑色の錆が発生する原因として考えられるのは、メッキ浴の温度管理や電流密度の不適切な設定です。銅は酸化しやすい金属で、特に高温でのメッキ作業やエアポンプの使用によって、銅表面が酸化しやすくなります。また、メッキ液に含まれる不純物が反応して錆が発生することもあります。
メッキ中に緑色の錆や結晶が出る場合、これが銅メッキの失敗を示すサインです。通常、銅メッキの際には適切な温度管理と電流を維持することが重要です。
温度と電流の設定
メッキ作業の際、温度が50度前後で安定していることが理想です。過剰な加熱や温度の急激な変化がメッキ中の銅の酸化を促進し、緑色の錆を引き起こす原因となります。また、電流の設定が適切でないと、メッキが均等に施されず、部分的に酸化が進むことがあります。
電流密度は200mAから2Aの範囲で調整し、長時間のメッキ作業を避け、適切な時間内で行うことが重要です。
サンドブラストと前処理の影響
サンドブラストによる表面処理は、メッキの密着性を向上させるために行いますが、あまりにも粗すぎる表面処理がメッキの均一性に悪影響を与えることがあります。過度なサンドブラストが原因で、メッキの表面に不均一な箇所ができ、そこに錆が発生しやすくなります。
サンドブラストの際は、あまり力を入れず、均等に処理を施すよう心掛けることが大切です。
適切な後処理と水洗い
銅メッキ後の水洗いは非常に重要です。メッキ液に残った不純物や化学物質をしっかりと洗い流さないと、これが原因でメッキ面が錆びやすくなります。メッキ後に水洗いを徹底し、乾燥させることが重要です。
また、ニッケルメッキを行う前に銅メッキが十分に乾燥していることを確認してください。湿気が残っている状態でニッケルメッキを施すと、錆や不純物の混入が起こりやすくなります。
まとめ:錆を防ぐためのポイント
DIYニッケルメッキで錆を防ぐためには、温度管理や電流密度の調整、サンドブラストの適切な使用、そしてメッキ後の水洗いが重要です。特に、銅メッキ後の錆が問題となる場合は、これらの工程を見直し、適切な手順を踏むことが大切です。作業を進める際には、細心の注意を払い、メッキの状態をしっかりと確認しながら行いましょう。

コメント