バイクや車のカスタムで人気なのが、ウィンカーのLED化です。消費電力が少なく見た目もシャープになるため、多くの人が交換しています。
ただ、LED化すると起きやすいのが「ハイフラ現象」です。その対策として、LED対応ウィンカーリレーを入れたり、ハイフラ防止抵抗入りLEDバルブを使ったりします。
では、「LED対応リレー」と「ハイフラ防止機能付きLED」を両方使うと車体に悪影響はあるのでしょうか。この記事では仕組みから詳しく解説します。
そもそもハイフラが起きる理由とは?
純正のウィンカーリレーは、電球の消費電力を基準に点滅速度を制御しています。
しかしLEDは消費電力が非常に少ないため、「球切れした」と車体側が誤認識し、ウィンカーが高速点滅します。これがハイフラです。
その対策として、主に以下の2つがあります。
- LED対応ウィンカーリレーへ交換
- 抵抗入りLED(ハイフラ防止LED)を使用
どちらも「純正球と同じくらいの負荷があるように見せる」ための対策です。
LED対応リレー+ハイフラ防止LEDの併用は基本的に壊れるわけではない
結論から言うと、LED対応リレーとハイフラ防止機能付きLEDを同時使用しても、すぐ車体が壊れるわけではありません。
ただし、状況によっては「無駄な発熱」や「電装負荷増加」が起こることがあります。
なぜそうなるのか
LED対応リレーは、そもそも低消費電力LED用に設計されています。
一方、ハイフラ防止LEDは内部抵抗を使い、あえて電力を消費して純正球に近づけています。
つまり、両方使うと以下のような状態になります。
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| LED対応リレー | 低負荷でも正常点滅させる |
| ハイフラ防止LED | 負荷を増やして正常点滅させる |
結果として「対策を二重で行っている」状態になります。
車体への悪影響は「熱」が中心
最も注意したいのは、ハイフラ防止抵抗による発熱です。
抵抗入りLEDや外付け抵抗は、余った電力を熱として逃がしています。
そのため、以下のようなトラブルが起こる場合があります。
- 配線周辺が熱くなる
- 樹脂部分が劣化する
- 狭い場所だと熱がこもる
- バイクでは振動で配線負担が増える
特にバイクは配線スペースが狭いため、抵抗の発熱には注意が必要です。
実際には「LED対応リレーだけ」で十分なことが多い
最近のLED化では、車種専用のLED対応リレーを使うのが主流です。
LED対応リレーを入れているなら、通常はハイフラ防止抵抗付きLEDを使う必要はありません。
むしろ以下のメリットがあります。
- 発熱が減る
- 省電力化できる
- 配線がシンプル
- トラブルが減る
特にバイクでは、できるだけ電装をシンプルにするほうが安心です。
ただし一部車種では相性問題もある
車種やリレー方式によっては、LED対応リレーだけでは正常動作しない場合があります。
例えば以下のケースです。
- ウィンカーインジケーター共有回路
- CAN通信制御車
- 特殊な純正リレー
- 海外製格安LED
その場合、抵抗入りLEDを組み合わせることで正常動作するケースもあります。
つまり、「絶対NG」というわけではなく、車種との相性も大きいです。
バイクと車では注意点が少し違う
バイクの場合
バイクは配線スペースが狭く、熱がこもりやすいため、抵抗の発熱リスクを意識したいです。
また、振動による配線断線にも注意が必要です。
車の場合
車は比較的スペースに余裕がありますが、最近の車種はコンピューター制御が多く、社外LEDとの相性問題が起こることがあります。
おすすめの構成は?
基本的には以下のどちらかがおすすめです。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| LED対応リレー+普通のLED | 最も一般的で効率的 |
| 純正リレー+抵抗入りLED | リレー交換不要 |
両方を同時使用しても致命的ではありませんが、あえて二重対策する必要は少ないです。
まとめ
LED対応ウィンカーリレーと、ハイフラ防止機能付きLEDを同時使用しても、基本的に車体が壊れるわけではありません。
ただし、対策が二重になることで無駄な発熱や電装負荷が増える場合があります。
特にバイクでは熱や配線スペースの問題が出やすいため、できれば「LED対応リレー+通常LED」のシンプル構成がおすすめです。
最終的には車種との相性もあるため、実際の点滅状態や発熱具合を確認しながら調整すると安心です。


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