バイクに興味を持つと「内ももが熱すぎて火傷した」「夏は排熱地獄」といった話を見かけることがあります。しかし実際に購入して乗ってみると、「全然熱くない」「排熱なんて感じない」という人も少なくありません。なぜこれほど感想が違うのか、排熱の仕組みや車種ごとの違いを分かりやすく解説します。
バイクの排熱が強いかどうかは車種で大きく違う
「バイクは全部熱い」というわけではありません。
排熱の感じ方はエンジンの種類、排気レイアウト、カウル形状などでかなり変わります。
| 車種の特徴 | 排熱の感じ方 |
|---|---|
| ネイキッド | 比較的熱が逃げやすい |
| フルカウルスポーツ | 熱が足元に集まりやすい |
| 大型多気筒 | 排熱量が大きい傾向 |
| 250cc単気筒 | 比較的穏やかな場合が多い |
例えば250cc単気筒から大型スポーツ車に乗り換えた人が「別物レベルで熱い」と感じることもあります。
走行中は風で熱を感じにくい
購入したばかりで「全然熱くない」と感じる理由の一つが、走行中は風が当たり続けていることです。
エンジン自体は熱を出していますが、走行風によって熱が後方へ流されるため、意外と気にならないケースがあります。
特に郊外の道路やツーリングでは、時速50km〜80km程度で流れていると排熱をほぼ感じない人もいます。
本当に熱いのは信号待ちや渋滞中
排熱の話題で多くのライダーが苦労するのは停車時です。
信号待ちや渋滞では走行風がなくなるため、熱気がライダーの足や内もも周辺に溜まりやすくなります。
例えば夏場の市街地では以下のような状況があります。
- 信号待ちで急に熱風が来る
- 右足だけ異常に熱い
- 太ももが低温やけどレベルで熱く感じる
- ラジエーターファン作動で熱風が出る
走っている時には平気でも、停車した瞬間に「急に熱い」と感じる人はかなり多いです。
「火傷する」は少し大げさな表現の場合もある
ネットでは「火傷した」という表現もありますが、実際には低温やけどや非常に熱い感覚を強調しているケースも少なくありません。
もちろんマフラーやエキパイに直接触れれば本当に火傷する危険があります。
ただし普通に乗車していて内ももが毎回火傷するという意味ではありません。
大型アドベンチャーや大型スポーツ車では排熱が強い車種もありますが、全てのバイクがそうではありません。
排熱を感じないなら故障ではない場合がほとんど
「購入したバイクに排熱がない」と感じても、多くの場合は正常です。
小排気量車や単気筒、空冷車などは比較的熱の主張が少ないこともあります。
また冬場は外気温が低いため、さらに排熱を感じにくくなります。
逆に真夏の渋滞を経験すると、今まで感じなかった排熱に気付く人もいます。
まとめ
バイクの排熱で内ももが火傷すると言われることがありますが、全車種共通ではありません。
排熱量は車種や排気量、カウル形状で大きく違い、走行中はほとんど気にならない場合もあります。
購入したバイクで熱を感じないなら異常ではなく、単純に熱が少ない車種や、まだ停車時の厳しい条件を経験していない可能性が高いでしょう。


コメント