キャンピングカーのベース車両として人気のカムロードでは、バックカメラ機能付きのデジタルインナーミラーが標準装備されている車両が増えています。しかし、後方映像をカロッツェリアナビにも表示したい場合、単純に配線を接続するだけでは映らないケースもあります。この記事では、デジタルインナーミラーの映像をカーナビへ入力する際の確認事項や必要な配線について解説します。
まず確認したいのは映像出力端子の有無
デジタルインナーミラーに接続されているバックカメラ映像は、ミラー本体専用の信号として処理されている場合があります。
そのため、ミラー側に映像出力端子がなければ、そのままカロッツェリアナビへ映像を送ることはできません。
最初にミラー本体または取扱説明書で映像出力機能の有無を確認することが重要です。
カロッツェリアナビ側で必要になる配線
カロッツェリアナビの多くはRCA映像入力またはバックカメラ入力端子を備えています。
デジタルインナーミラー側からアナログ映像信号(RCA)が出力できる場合は、以下のような構成になります。
| 接続箇所 | 必要なもの |
|---|---|
| ミラー映像出力 | RCA映像出力ケーブル |
| ナビ映像入力 | RCA入力端子または専用変換ハーネス |
| バック連動表示 | リバース信号配線 |
ナビの型番によっては専用変換ハーネスが必要になるため、ナビの取扱説明書も確認しましょう。
映像出力がない場合の対処法
純正デジタルインナーミラーの多くは映像出力機能を持っていません。
その場合はバックカメラの映像信号を分岐させる方法が検討されます。
- バックカメラ映像を分配器で分岐する
- カメラ出力方式に対応した映像変換ユニットを使用する
- ナビ専用のバックカメラを追加設置する
ただし近年のデジタルミラーは専用デジタル信号を利用していることもあり、一般的なRCA分岐では対応できないケースがあります。
実際の作業前に確認したいポイント
カムロードは架装メーカーによって電装系の構成が異なります。
同じカムロードでもナッツRV、バンテック、AtoZなど架装メーカーによって使用機器や配線方法が変わるため注意が必要です。
以下の情報を確認すると作業がスムーズになります。
- デジタルインナーミラーのメーカー名
- ミラーの型番
- カロッツェリアナビの型番
- バックカメラのメーカー名
これらが分かれば接続可能かどうかをより正確に判断できます。
DIY接続時の注意点
映像信号線と電源線を誤接続すると機器故障の原因になります。
特にバックカメラ配線は車両後方から前方まで長距離配線されているため、信号劣化やノイズ対策も重要です。
DIYに不安がある場合は、カーオーディオ専門店やキャンピングカー専門ショップへ相談するのがおすすめです。
まとめ
カムロードのデジタルインナーミラー映像をカロッツェリアナビへ表示するためには、まずミラー側に映像出力機能があるかを確認する必要があります。
映像出力がある場合はRCAケーブルや変換ハーネスで接続できる可能性がありますが、純正システムによっては映像分配器や専用変換機器が必要になることもあります。最終的にはデジタルインナーミラーとナビの型番を確認し、対応可否を調べることが確実な方法です。


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