2024年式YAMAHA MT-09SPのグリップ交換は可能?domino製への換装と注意点を徹底解説

カスタマイズ

スポーティかつ高性能なネイキッドバイクとして人気を集めるYAMAHA MT-09SP。ハンドリングやポジションにこだわるライダーの中には、純正グリップをカスタムパーツへ交換したいと考える方も多いでしょう。特にdomino製のレーシンググリップは高い操作性とデザイン性から注目されています。本記事では、2024年モデルのMT-09SPにおけるグリップ交換の可否と実際の作業ポイントについて詳しく解説します。

MT-09SP(2024年式)の純正グリップ構造

2024年式YAMAHA MT-09SPのハンドルグリップは、一般的なグリップゴムとスロットルチューブが別体の構造を採用しています。つまり、グリップ部分のみを交換することは原則可能です。

ただし、右側(スロットル側)はスロットルバイワイヤ(TBW)方式の電子制御タイプとなっているため、スロットルチューブが一体型の専用設計になっており、車種に応じた適合確認が必要です。

dominoレーシンググリップの特徴と適合性

domino製のグリップは、MotoGPやWSBKなどでも採用実績がある高性能グリップで、振動吸収性・グリップ力・軽量性に優れています。多くの製品は「内径22mm(左)/24mm(右)」の標準設計で、日本の一般的なハンドルバー規格に合致します。

MT-09SPのスロットルバイワイヤ仕様にも対応可能なタイプとしては、汎用ゴムグリップタイプ(スロットルチューブ流用)か、別売の専用スロットルチューブに装着するタイプの選択が必要になります。

グリップ交換時の注意点と作業手順

グリップ交換はDIYでも可能ですが、以下のポイントには十分注意しましょう。

  • スロットルバイワイヤ部の分解は慎重に:誤ってセンサー類を傷つけると故障リスクがあります
  • グリップの固定方法:グリップボンド or ワイヤリングで脱落防止を確実に
  • グリップの長さ確認:純正と同等か少し短めがベター(長すぎるとバーエンド干渉)

装着時には古いグリップを丁寧にカットし、接着面を脱脂。ボンドを塗布した上で、素早く新しいグリップを押し込むのがポイントです。

装着実例:MTシリーズにdominoグリップを取り付けたユーザーの声

実際にMT-09/SPユーザーでdominoグリップを装着しているライダーからは、以下のような声が聞かれます。

「振動が軽減された感じがして、高速巡航が快適になった」

「見た目も締まって、レバーやバーエンドとカラーコーディネートしやすい」

ただし、domino純正スロットルチューブは一部国産車に適合しない場合もあり、特にMT-09SPのようなTBW仕様では純正チューブの再利用前提での装着が安心です。

まとめ:MT-09SPのグリップ交換は可能。TBWとの整合性に注意

2024年式YAMAHA MT-09SPでは、基本的にグリップの交換は可能ですが、右側のスロットル側に関しては電子制御式であることから、スロットルチューブとの一体性や互換性に注意が必要です。dominoグリップを選ぶ場合は、寸法・固定方式・スロットル機構との整合性を確認し、安全に装着しましょう。

快適でスタイリッシュなハンドル周りのカスタムは、ライディングの質を向上させる大きな一歩です。ぜひご自身のライディングスタイルに合ったグリップ選びを楽しんでください。

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