教習所の修了検定から仮免取得までの流れをわかりやすく解説|第1段階の「みきわめ」後にやるべきこと

運転免許

運転免許の取得を目指して教習所に通っている方にとって、「第1段階のみきわめ終了後、修了検定当日は何をするのか?」「学科試験は何回あるのか?」といった流れは分かりづらく、不安を感じる場面でもあります。この記事では、初めての方向けに、修了検定当日の流れや仮免許取得までの具体的なステップを丁寧に解説します。

第1段階「みきわめ」後に控えている修了検定とは?

教習所の第1段階では、基本的な運転技術や交通ルールを習得します。この段階の「みきわめ」が完了すると、次に受けるのが修了検定です。これは、運転技術と安全確認などの基本動作が習得できているかをチェックする重要なステップです。

修了検定は、実技試験のみで構成されています。教習所のコース内を走行し、S字、クランク、一時停止などのポイントが評価されます。

修了検定の合否後に行われる「仮免学科試験」

実技の修了検定に合格した場合、次に受けるのが「仮免学科試験」です。こちらは筆記試験で、主に第1段階で学んだ交通ルールや標識、優先順位などの知識が問われます。

つまり、修了検定で行うのは「実技」のみで、「仮免学科試験」はその合格後に続けて受験する形になります。時間帯によっては、同じ日に両方行われる場合もあります。

修了検定日のスケジュール例

午後から開始される場合、以下のようなスケジュールで進行することが一般的です。

  • 13:40〜 実技試験の説明と準備
  • 14:00〜 実技の修了検定開始(1人ずつ走行)
  • 15:30〜 合否発表・学科試験準備
  • 16:00〜 仮免学科試験
  • 17:00前後 結果発表・仮免交付の案内

この流れからも分かるように、「修了検定→合格→仮免学科試験」の順になっています。

仮免学科試験に合格すると何ができるのか?

仮免許を取得すると、第2段階の教習に進むことができます。ここからは、実際に教習車で公道を走ることができるようになります。

また、技能教習だけでなく、高速道路教習や応急救護などの座学も含まれるため、本格的に「実践的な運転力」を養うステージに入ります。

受験前に知っておくと安心なポイント

当日は試験の緊張もあるため、以下の点を事前に押さえておくと安心です。

  • 身分証・眼鏡等・筆記用具の持参を忘れずに
  • 当日体調不良や遅刻はNG(受験不可になる可能性あり)
  • 学科試験対策は前日までに復習(過去問の反復が効果的)

教習所によって詳細スケジュールが異なるため、個別に案内されている手順や持ち物リストを再確認しておきましょう。

まとめ:修了検定と仮免試験の位置づけを理解しよう

教習所での流れは初めての方にとって複雑に見えますが、ポイントを押さえれば落ち着いて受験することができます。修了検定では「実技のみ」、合格後に「仮免学科試験」を受けるという構成をしっかり理解しておくことで、不安なく当日を迎えられるはずです。

今後は仮免を取得して公道教習へと進んでいく大切な段階ですので、焦らず自分のペースで進めていきましょう。

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