50プリウス前期のフォグランプの光軸を調整したい場合、タイヤハウスからアクセスするのが一般的です。この記事では、フォグランプの光軸調整方法や、タイヤハウスのカバーの外し方を詳しく解説します。
フォグランプの光軸調整の基本
フォグランプの光軸調整は、視認性を向上させるために重要ですが、適切な範囲内で調整しないと対向車に迷惑をかける可能性があります。 調整前に、ロービームやフォグランプの適正な照射範囲を確認しておきましょう。
タイヤハウスからのアクセス手順
50プリウス前期では、フォグランプの光軸調整用ダイヤルにアクセスするために、タイヤハウスのカバーを取り外す必要があります。
① 車両をジャッキアップ(必要に応じて)
作業スペースを確保するために、フロントの片側をジャッキアップし、ウマ(リジッドラック)をかけておくと安全に作業ができます。ただし、ジャッキアップなしでも作業可能な場合もあります。
② タイヤハウスのカバーを取り外す
フォグランプにアクセスするには、タイヤハウス内のカバー(インナーフェンダー)を部分的に外す必要があります。
- 使用する工具: プラスドライバー、クリップリムーバー
- 取り外す箇所: タイヤハウス内のプラスチッククリップ数か所
- 手順:
- タイヤをハンドルを切り、作業スペースを確保する。
- クリップリムーバーを使ってインナーフェンダーのクリップを外す。
- カバーを少しめくると、フォグランプの背面にアクセスできる。
フォグランプ光軸の調整方法
タイヤハウスからアクセスできたら、フォグランプの光軸調整ネジを回して高さを調整します。
① 光軸調整用のダイヤルを探す
フォグランプの背面には、調整用のダイヤルまたはネジがあります。メーカーやモデルによって異なりますが、50プリウスの場合はプラスドライバーで回せる調整ネジが付いています。
② 光軸を調整する
光軸を調整する際のポイントは以下の通りです。
- 時計回り(右回し): 光軸が上がる
- 反時計回り(左回し): 光軸が下がる
- 調整後は壁に向けてライトを照射し、適切な高さか確認
目安として、3メートル先でフォグランプの照射範囲が50cm以上の高さにならないようにすると、対向車に配慮した適切な設定になります。
カバーを元に戻す
光軸調整が完了したら、取り外したタイヤハウスのカバーを元に戻します。
- クリップを元の位置にしっかり取り付ける
- 固定が甘いと走行時にバタつくため、確実に押し込む
最後にフォグランプを点灯し、左右のバランスが取れているかチェックしましょう。
まとめ:フォグランプ光軸調整は慎重に
50プリウス前期のフォグランプの光軸を調整するには、タイヤハウスからアクセスし、調整ネジを回して高さを変更する必要があります。
- ジャッキアップは必要に応じて
- タイヤハウス内のカバーをクリップを外して開く
- 光軸調整ネジを回して適切な高さに調整
- 調整後は照射範囲をチェックしてバランスを取る
適切な調整を行い、安全で快適な視界を確保しましょう。
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