トヨタ・ルーミーのディスプレイオーディオはスマホ連携によるアプリ利用が可能ですが、単体でのアプリ追加はできません。この記事では、CarPlay/Android Auto/SDL(SmartDeviceLink)の違いと設定方法を分かりやすく解説します。
ディスプレイオーディオにアプリ単体インストールはできない
ルーミーのディスプレイオーディオはOS非搭載のオーディオ端末です。後付けでアプリをインストールすることはできず、スマホのアプリを画面出力するスマホ連携が基本になります。
つまり、本体にはアプリを増やせず、スマホ側のCarPlay/Android Auto/SDL経由で利用する形です。
スマホ連携3方式の特徴と使い分け
- Apple CarPlay:iPhone専用。地図・音楽・電話機能が画面に表示される。
- Android Auto:Android専用。Google マップや電話、音楽アプリに対応。
- SmartDeviceLink(SDL):iPhone/Androidとも対応。トヨタ純正アプリ(moviLinkなど)が使える。
ルーミー用の9インチモデルは上記すべて対応しています。スマホとUSBまたはBluetooth接続し、設定画面で連携方式を選ぶだけだということが公式に記載されています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
設定手順:接続から切替までの簡単流れ
- スマホに各対応アプリ(CarPlay/Android Auto/SDL)をインストール。
- USB(または一部CarPlayはBluetooth)で車と接続。
- ディスプレイ上の「スマホ連携優先設定」で希望方式を選ぶ :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
- 接続後にメニューから起動。お気に入りボタン割当も可能 :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
一度設定すれば、同じスマホとの接続で次回以降も自動起動します。
よくある疑問と解決ポイント
- 地図アプリ+ラジオ音:USB接続なら地図を表示しつつ、スマホ本体でラジオや音楽が再生できます :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
- 接続がうまくいかない:設定画面の「モバイルサービス選択」で方式切替、ケーブルの相性確認、純正ケーブル使用を試してください :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
- SDL独自アプリ:トヨタ純正のmoviLinkなどはSDL経由で地図や通知使用が可能 :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
単体ナビが欲しいときの選択肢
「CarPlayなど使わずに純正ナビを搭載したい」という場合、T‑Connectナビキットやエントリーナビキットなどのオプション取付で解決可能です :contentReference[oaicite:6]{index=6}。
まとめ
ルーミーのディスプレイオーディオに直接アプリ追加はできませんが、スマホ連携(CarPlay/Android Auto/SDL)で地図・音楽・通話など豊富なアプリ利用が可能です。接続手順を押さえれば快適に使いこなせますし、必要であれば単体ナビ搭載の道もあります。
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