ミラジーノL700Sの三角窓まわりウェザーストリップの正式名称と交換時の注意点

車検、メンテナンス

クラシカルなデザインで今も人気のダイハツ・ミラジーノL700S。メンテナンスやレストアの過程で「窓まわりのゴム部品(ウェザーストリップ)」を交換したい場面が増えてきますが、リアの“あの三角窓のゴム”の正式名称が分からず困る方も多いようです。本記事では、その部品の名称と交換時に押さえておきたいポイントを解説します。

リア三角窓まわりのゴム部品の正式名称とは?

ミラジーノL700Sのリアドアにある小さな三角窓(通称「クォーターウィンドウ」)は、開閉しない固定ガラスであり、その周囲のゴム部品は以下のように分類されています。

正式名称:リヤドア クォーターガラス ウェザーストリップまたはリヤクォーターガラスチャンネル

この部品は、ドアガラスとは異なり、ボディとガラスの間に固定される形状で設計されています。部品番号は年式やグレードによって異なることがあるため、車台番号を元にディーラーや部品商に確認するのが確実です。

似た名称との違いに注意

三角窓まわりの部品は複数の名称で混同されやすく、以下のようなパーツと間違われるケースも多くあります。

  • ドアガラスランチャンネル:可動式ガラスの縁に装着される部品
  • アウトサイドウェザーストリップ:外側の水切りモール
  • インナーベルトモール:内側の水切りモール

三角窓まわりのゴムは「動かないガラス用」なので、これらの水切りモールや可動部チャンネルとは仕様が異なります。

交換方法と注意点

このウェザーストリップは一般的に接着式または押し込み式で装着されており、取り外しには内張りを外したうえでガラスを取り外す必要がある場合があります。

交換時のポイント:

  • 内装パネルやモールに傷をつけないよう、内張りはがし工具を使用
  • シーラー(防水材)が使われている場合は完全に除去
  • ゴムの劣化が激しいと取り外し時に千切れるため慎重に

DIYも可能ですが、慣れていない方は専門業者に依頼した方が確実かもしれません。

パーツ入手方法と部品番号の調べ方

L700Sは年式によって一部部品番号が異なることがあるため、部品検索サイトやディーラーに以下の情報を伝えるとスムーズです。

  • 車種名:ミラジーノ
  • 型式:L700S
  • 年式:2000年代初頭が多い
  • 車台番号(必須)

部品番号がわからなくても「リアドアの三角窓のウェザーストリップ」と伝えれば、多くの部品商やディーラーで理解してもらえます。

まとめ|リア三角窓のゴムは「クォーターガラスウェザーストリップ」と呼ばれる

ミラジーノL700Sのリア三角窓まわりのウェザーストリップは、正式には「クォーターガラスウェザーストリップ」と呼ばれ、固定窓専用のゴムパーツです。

名称が分かりにくいため探しづらい部品ではありますが、丁寧に情報を伝えれば問題なく入手可能です。劣化が進む前に早めの交換を検討し、雨漏りや風切り音の対策をしておきましょう。

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