原付バイクをボアアップすることで排気量が増えるため、法律や規制に従って適切な手続きが必要です。特に、原付二種に登録されているバイクをさらにボアアップする場合、どのような手続きが求められるのでしょうか？この記事では、原付バイクのボアアップ後に必要な手続きや改造申請について解説します。
現在JAZZ50を72ccにボアアップし、原付二種として登録されている方がさらに88ccにボアアップする際に、どのような申請が必要かについて詳しく見ていきます。
1. 原付バイクのボアアップとは
ボアアップとは、エンジンのシリンダーを大きくすることで、排気量を増加させる改造です。これにより、原付バイクの性能が向上しますが、排気量が増えると、それに伴い車両のカテゴリーも変わります。例えば、50cc以下の原付バイクは黄色ナンバーですが、排気量が50ccを超えると、原付二種（白ナンバー）に変更する必要があります。
ボアアップを行う際には、単にエンジンの改造だけではなく、登録内容を変更する必要があることもあります。特に、エンジンの排気量が変わると、道路運営や保険など、さまざまな規制が適用されることがあります。
2. ボアアップ後の登録変更手続き
原付バイクをボアアップした場合、その排気量に応じた登録変更が求められます。特に、72ccにボアアップした後に88ccへ変更する場合、新たな排気量が法律上で定められた規定を超えている場合は、再登録が必要となることがあります。
通常、ボアアップ後には市役所や運輸支局にて、改造申請を行う必要があります。この際、改造後の車両に関して新たな車検証の発行が求められることもありますので、ボアアップ後に車両の性能や仕様が変更されていることを証明するために、整備証明書を提出することが重要です。
3. ボアアップ後に改造申請が必要か？
原付二種登録後にさらにボアアップする場合、排気量が増加したことに伴い、再度市役所や運輸支局での申請が必要になる場合があります。特に、88ccのボアアップは、法律で定められた排気量の範囲内か、それを超えるかによって、登録変更が必要かどうかが決まります。
排気量が50ccを超え、126cc以下の場合は、原付二種としての登録を維持するために、改造申請を行うことが必要です。この改造申請を通すことで、車両の新しい登録情報が反映され、安全に走行することができます。
4. 改造申請時に必要な書類や手続き
ボアアップ後の改造申請時には、以下の書類や手続きが必要となることがあります。
- 改造証明書：改造内容が正しく行われたことを証明する書類。
- 整備証明書：ボアアップ後のエンジンが安全に使用できる状態であることを証明する書類。
- 車両登録証：改造後の車両の情報を記載した新しい登録証。
これらの書類を提出し、必要な手続きが完了すれば、新しい車両登録証が交付されます。申請は通常、市役所や運輸支局で行うことができますが、事前に必要書類を確認しておくことをお勧めします。
5. まとめ：ボアアップ後の改造申請の重要性
ボアアップ後に88ccにする場合、排気量変更に伴う登録変更手続きが必要となります。これにより、合法的に安全に車両を運行できるようになります。
改造申請は、車両の性能や規格に適合していることを証明する重要な手続きです。適切な手続きを行い、安全に改造後のバイクを楽しみましょう。
コメント