バイクのリアサスペンション交換時、意外と見落としがちなのが「カラー(スペーサー)」の有無です。特にオークションで手に入れたカスタムパーツには付属していないケースも多く、取り付け段階で困ってしまう人も少なくありません。この記事では、TW200(2JL型)にG-suspensionを取り付ける際のカラー問題を、具体的な対応策とともに解説します。
カラーとは何か?取り付けに不可欠な小さなパーツ
カラーはサスペンションと車体側のマウント穴との間に取り付けられる金属製のスペーサーで、取付穴の径調整とガタつき防止に使用されます。これがないと、ボルトが適切に固定できず走行中の振動や事故につながる可能性があります。
G-suspensionは様々な車種に汎用的に装着可能な設計のため、車種ごとにカラーが異なります。つまり、カラーは「車種専用品」または「サイズ指定の汎用品」から選ぶ必要があるのです。
TW200に合うカラーの基本仕様とは?
TW200(2JL型)のリアサス取付部のサイズは以下の通りです。
- 取付穴径:約10mmボルト対応
- 幅(取付部の幅):上下ともに約20mm
- シャフト径:10mmもしくは12mm(製品により異なる)
G-suspensionの本体側の穴径が14mmなどの場合、「外径14mm、内径10mm、長さ20mm前後」のカラーが必要になります。これはバイク用カラーとしてホームセンターやバイク用品店で手に入るケースもあります。
汎用品カラーで代用できるか?
答えは「代用可能」です。多くのライダーが次の方法で対処しています。
- DAYTONA、KIJIMA、POSHなどのバイク用汎用カラーセットを使用
- ホームセンターでステンレススペーサーを購入して代用
- 旋盤加工で自作・ショップ依頼(より高精度に仕上げたい場合)
特にAmazonや楽天で「カラー 10mm 内径 外径」で検索すれば適合する商品がヒットすることも多いです。
取り付け前に確認したいポイント
汎用品を使う際は、以下を必ずチェックしてください。
- ボルトとの径が一致しているか
- ガタつきがないか(幅が足りない場合はワッシャー追加)
- サスペンションの可動範囲が正常か
可能であれば、取り付け後に試走前チェックを実施し、異音や違和感がないかを確認しましょう。
純正品や専門ショップを利用するという選択肢
不安がある方は、以下のようなルートで専用品を取り寄せるのも手です。
特にWebikeなどは適合情報が記載されており、カラー単体でも探しやすい点が魅力です。
まとめ:カラーがなくても焦らず対処できる
TW200にG-suspensionを取り付ける際にカラーがなくても、サイズを正確に測れば汎用品で十分対応可能です。DIYに自信がない場合は、バイクショップや専門店に相談するのも賢い選択です。走行に直結するパーツなので、取り付けの精度には十分注意しましょう。
必要なのは「情報」と「少しの工夫」です。バイクライフを安全かつ快適にするためにも、しっかりと準備して臨みましょう!
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