硬いプラスチック製のおもちゃを自分好みに塗装して、オリジナル作品にしたいと考える人は多くいます。しかし、普通のスプレーをそのまま吹き付けると、塗料が剥がれたりムラになったりすることがあります。この記事では、プラスチックのおもちゃをきれいに塗装するために必要な塗料の種類や下準備、失敗しにくい手順について詳しく解説します。
プラスチックのおもちゃ塗装で重要なのは塗料選び
硬いプラスチックのおもちゃを塗装する場合、一般的なラッカースプレーや模型用塗料がよく使われます。ただし、プラスチックの種類によっては塗料が密着しにくいため、下準備が仕上がりを大きく左右します。
特にフィギュア、ロボット玩具、ミニカー、ゲーム関連のおもちゃなどは、表面がツルツルしていることが多く、そのまま塗装すると少し触っただけで塗膜が剥がれる場合があります。
おすすめされることが多いのは、プラスチック対応と記載されたスプレー塗料です。模型用途ならMr.カラーやタミヤカラーなどの模型用塗料も使いやすく、細かい部分まで塗りやすい特徴があります。
プラスチック塗装に使いやすいスプレーの種類
プラスチックのおもちゃを塗装する場合、目的によって選ぶスプレーが変わります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 模型用スプレー | 細かいパーツやフィギュア向きで発色が良い |
| プラスチック対応スプレー | 密着性が高く剥がれにくい |
| ラッカースプレー | 広い面を一気に塗るのに向いている |
| 水性スプレー | 臭いが少なく扱いやすい |
例えば、ロボットのおもちゃをメタリックカラーに変更したい場合は模型用スプレーが向いています。一方、大きめのプラスチック製品を単色に塗り替える場合はプラスチック対応スプレーが便利です。
塗装前の下準備で仕上がりが大きく変わる
プラスチック塗装では、いきなりスプレーを吹くのではなく、まず表面を整えることが大切です。
- 表面の汚れや油分を落とす
- 細かいヤスリで表面を軽く削る
- 必要ならプライマーを使用する
- ホコリが付かない環境で作業する
特に手で触ったおもちゃは皮脂や汚れが付着しているため、中性洗剤などで洗って十分乾燥させるだけでも塗料の密着性が向上します。
さらに、400番〜800番程度の紙ヤスリで軽く表面を荒らすと、塗料が引っかかる場所ができて剥がれにくくなります。
スプレー塗装をきれいに仕上げるコツ
スプレー塗装では、一度に厚く塗るよりも薄く何回も重ねることが重要です。
近距離から大量に吹き付けると、塗料が垂れたり気泡ができたりする原因になります。20cm〜30cm程度離して、左右に動かしながら薄く吹き付けると均一に仕上がります。
例えば黒いロボット玩具を赤色に変更したい場合、最初から赤を厚く塗るよりも、下地処理をした後に薄い塗膜を何度か重ねた方が鮮やかな色になります。
仕上げにトップコートを使うと耐久性が上がる
塗装後のおもちゃは、最後にトップコートを吹くことで塗装面を保護できます。
ツヤを出したい場合は光沢タイプ、落ち着いた質感にしたい場合はつや消しタイプがおすすめです。
特に手で触る機会が多いおもちゃは、トップコートを使用することで塗装の摩耗や色落ちを防ぎやすくなります。
塗装するときに注意したいポイント
プラスチックのおもちゃには、素材によって塗装に向かないものもあります。柔らかいゴム素材や可動部分は、塗料が割れたり剥がれたりすることがあります。
また、換気の悪い場所でスプレーを使用すると危険なため、屋外や十分換気できる場所で作業しましょう。新聞紙や段ボールなどで作業スペースを作ると周囲への飛散も防げます。
小さなパーツで試し吹きをしてから本番のパーツを塗装すると、色や密着具合を確認できて失敗を減らせます。
まとめ|プラスチックのおもちゃ塗装は下準備と塗料選びが成功のポイント
硬いプラスチックのおもちゃを魔改造する場合、重要なのは高価な塗料を選ぶことよりも、素材に合った塗料を使い、下準備を丁寧に行うことです。
プラスチック対応スプレーや模型用塗料を使い、薄く重ね塗りをすることで、初心者でもきれいな仕上がりを目指せます。
余っているおもちゃも、塗装するだけで全く違った雰囲気のオリジナル作品になります。まずは小さなパーツから挑戦して、自分だけのカスタムを楽しんでみましょう。

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