MVアグスタ ブルターレ800DSのタイヤサイズ変更の影響とは?
MVアグスタ ブルターレ800DSに乗っている方で、リヤタイヤのサイズ変更を検討している場合、特に200/50ZR17から200/55ZR17への変更について気になるところです。タイヤサイズの変更はバイクの乗り心地や操縦性に大きく影響を与えるため、慎重に検討することが重要です。
200/50ZR17と200/55ZR17の違い
純正サイズである200/50ZR17と、変更を検討している200/55ZR17の主な違いは扁平率です。200/55ZR17の方がサイドウォールが高くなるため、タイヤの外径が大きくなります。これにより、以下のような影響が考えられます。
- 足つき性の変化:外径が大きくなるため、シート高が若干上がる可能性があります。足つき性が重要な方はこの点を考慮する必要があります。
- ハンドリングの変化:タイヤの外径が大きくなることで、バイク全体のハンドリングが変わる可能性があります。特に、旋回時の安定性や直進時のフラつき感に影響を与えることがあります。
- 旋回時の安定性:200/55ZR17の方がサイドウォールが高く、より多くの接地面積を提供する可能性があり、旋回時の安定性が向上するかもしれません。しかし、車体のクイックな反応性がやや抑えられる可能性もあります。
バランスと乗り心地への影響
ブルターレ800DSはホイールベースが短く、キャスター角が立っているため、元々クイックなハンドリングを持っています。リヤタイヤを200/55ZR17に変更すると、車体が若干後方に持ち上がり、フロントの荷重が軽くなることがあります。その結果、バイクがさらにクイックに感じられることがありますが、これが過度になるとバランスが悪くなる可能性もあります。
逆に、200/55ZR17にすることで、リアタイヤの接地面積が増え、旋回時の安定感が増すことも考えられます。これにより、フロントの「切れ込み」感が緩和され、全体的なバランスが良くなることもあります。
選択肢を広げるためのタイヤ変更
200/55ZR17はタイヤの選択肢が広がるため、より自分のライディングスタイルに合ったタイヤを選べるメリットがあります。タイヤの種類やメーカーによってサイドウォールの硬さやコンパウンドの特性が異なるため、これらを考慮して最適なタイヤを選ぶことが重要です。
まとめ
MVアグスタ ブルターレ800DSのリヤタイヤを200/50ZR17から200/55ZR17に変更することで、足つき性やハンドリングに多少の変化が見られる可能性があります。選択肢が広がることで、自分の好みに合ったタイヤを選びやすくなる一方、バイクの特性にも影響を与えるため、試乗して感触を確かめることをおすすめします。安全なライディングのために、適切なタイヤ選びを行いましょう。
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