ヤマハタウニィ4J2-11xxxxx後期タイプで発生するエンジン停止問題について、特に「走行」位置でエンジンが停止する問題について解説します。質問者のケースでは、エンジンがかかるものの、キーを「走行」に切り替えるとエンジンが停止するとのことです。この問題を解決するためのポイントと考えられる原因を詳しく説明します。
エンジン停止の原因と確認ポイント
エンジンが「走行」に切り替えた途端に停止する原因には、いくつかの要因が考えられます。まず最初に確認すべきは、燃料系統や電気系統に問題がないかです。特に、E.Sコントロールユニットやその端子が関係している可能性があり、端子が外れることによりエンジンの挙動が異常になることがあります。
また、質問者が試したように、ギボシ端子を外してエンジンが正常に動作したということは、E.Sコントロールユニットの接続に問題があることを示唆しています。端子接続部分に不具合がないか、もう一度確認してみることをおすすめします。
フルードや電気系統のチェック
次にチェックすべきは、電気系統やバッテリー、整流器などです。交換済みのパーツについても、バッテリー(6N2-2A-7)や整流器、中華製のウインカーリレーが正しく動作しているかを再確認する必要があります。整流器が正常に機能していない場合、電圧の不安定さがエンジン停止の原因となることがあります。
また、スパークプラグの交換は重要ですが、エンジンの始動に問題がないことから、点火系統が正常である可能性が高いです。ただし、プラグの状態や接続部分に異常がないかも確認しておくと良いでしょう。
アイドリング回転数の調整
アイドリングの高回転が危険であると感じる場合、アイドリング回転数の調整が必要です。エンジン停止後、回転数が不安定な場合、キャブレターやスロットルの調整が必要かもしれません。特に長期間使用されていなかった場合、キャブレター内に汚れや異物が詰まっていることが考えられます。
アイドリング回転数が高すぎる場合は、スロットルバルブの調整やエアスクリューの調整を行う必要があります。これらの調整が不十分だと、走行中に異常な回転数を引き起こし、安定した運転ができなくなります。
再度E.Sコントロールユニットをチェック
E.Sコントロールユニットの接続端子が原因でエンジンが停止することがあるため、ユニット自体の不具合や接続不良が考えられます。端子が外れていたり、接続部分に汚れや腐食がある場合、それが原因でエンジンが正常に動作しないことがあります。
再度、E.Sコントロールユニットの端子を確認し、異常がないかをチェックしてみましょう。端子の接続が正常であれば、ユニット自体の故障が原因の可能性もあるため、専門的な診断を受けることをおすすめします。
まとめ
ヤマハタウニィ4J2-11xxxxx後期タイプのエンジン停止問題について、主な原因としてE.Sコントロールユニットの端子接続不良や電気系統の問題が考えられます。バッテリーや整流器、ウインカーリレーの状態も再確認し、キャブレターやアイドリングの調整を行いましょう。また、E.Sコントロールユニットの端子の状態を確認し、必要に応じて修理や交換を行うことが重要です。安全に走行するために、これらの点検とメンテナンスを行い、問題解決を図りましょう。


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