違反点数のリセットはいつ?無事故無違反1年経過による点数制度の仕組みを徹底解説

運転免許

軽微な交通違反で点数がついてしまった場合、その後の無事故無違反期間がどのように影響するかは意外と知られていません。違反歴があるドライバーにとっては、次の違反時に累積点数がどうなるかが重要です。本記事では、違反点数のリセットのタイミングや仕組みをわかりやすく解説します。

違反点数は「無事故無違反1年」でリセットされる?

交通違反による点数は、原則として「無事故無違反の状態で1年が経過する」ことでリセット(抹消)される仕組みになっています。これを「1年無事故無違反経過による累積点数の抹消」と呼びます。

例えば、2024年7月20日に1点加点された場合、その後1年間無事故無違反であれば2025年7月21日にリセットされ、それ以降の違反は「新たな累積」として扱われます。

累積点数の扱いの例:具体的なケースで理解しよう

例として、次のようなケースを見てみましょう。

  • 2024年7月20日:軽微な違反で1点加点
  • その後無事故無違反
  • 2025年7月20日:2点の違反をした

この場合、1年の無違反期間が「満了していない」ため、過去の1点がまだ有効とされます。その結果、合計3点となり、違反者講習などの対象となる可能性も出てきます。

逆に、2025年7月21日以降に違反をすれば、過去の1点はリセットされ、2点のみがカウントされます。

リセットの起点は「最後の違反等」の日

この「1年間」のカウントは、「最後に違反等があった日」の翌日から起算されます。違反等には、交通違反のほか、交通事故で点数が加算された場合や交通指導警告を受けた場合も含まれます。

つまり、違反日が2024年7月20日であれば、起算日は2024年7月21日であり、2025年7月20日までが無事故無違反であれば、2025年7月21日にリセットされるということになります。

違反者講習や免停は何点から?

交通違反の点数制度では、3点以上の累積で行政処分(違反者講習や免許停止)の可能性が生じます。

今回のケースのように、1点(2024年)+2点(2025年)=3点となると、違反者講習の案内が来るケースがあるため注意が必要です。リセット前後のわずかな違いが大きな差になることもあるので、次の違反はいつかを意識しましょう。

自分の点数履歴は確認できる?

警察署または運転免許センターで「累積点数等証明書」を申請すれば、自分の違反履歴や現在の点数状況を確認することができます。郵送でも申請可能です。

次の違反が処分に影響するか不安な方は、証明書の取得をおすすめします。詳しくは警察庁の公式サイトをご確認ください。

まとめ:無事故無違反1年経過でリセットされるのはいつ?

違反点数のリセットは、「最後の違反等の翌日から1年経過後」に行われます。そのため、2024年7月20日に違反した場合、2025年7月21日にリセットが発生します。

これを知らずにちょうど1年後の違反で累積されてしまう方も多いので、違反日からちょうど1年ではなく「翌日から1年後」と覚えておくことが大切です。

安全運転を心がけて、無事故無違反の期間を積み重ねていきましょう。

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