ルーフボックスを自分で塗装する方法|黒から白へ失敗しないための手順とコツ

カスタマイズ

車のルーフボックスは、塗装を変えるだけで印象がガラリと変わります。特に「黒から白」など大きな色変更には不安が伴いますが、正しい手順と準備をすれば初心者でもきれいに仕上げることが可能です。この記事では、ルーフボックス塗装の方法と注意点を詳しく解説します。

ルーフボックス塗装に必要な道具一覧

まずは必要な道具を揃えましょう。最低限以下のアイテムを用意してください。

  • 耐水ペーパー(#400〜#1000)
  • 脱脂剤(シリコンオフ等)
  • プラスチックプライマー
  • 下地塗料(白色が望ましい)
  • カラースプレー(白)
  • クリアスプレー(艶あり/艶消しは好みで)
  • マスキングテープ・新聞紙など

ホームセンターやカー用品店、ネット通販で全て揃います。特にプライマーと脱脂剤は仕上がりに大きく影響するため、必ず使用しましょう。

塗装前の下準備が仕上がりを左右する

黒いルーフボックスを白に塗装する場合、下地の影響を受けやすいため丁寧な下準備が必要です。

まずは表面を耐水ペーパーで研磨して、艶を落とします。塗装が剥がれないよう、細かいキズをつけて塗料が定着しやすくするためです。その後、シリコンオフなどで脱脂し、表面の油分や汚れを完全に除去します。

塗装の手順:スプレーは薄く重ね塗りが基本

塗装の流れは以下の通りです。

  • プラスチックプライマーを1〜2回塗布(密着性向上)
  • 白い下地スプレーを2〜3回塗布(黒色の隠蔽)
  • 白いカラースプレーを3〜5回塗布
  • 最後にクリアを2〜3回吹いて保護

それぞれの工程で5〜10分乾燥させながら、一度に厚塗りせず、薄く重ねるのがムラや垂れを防ぐコツです。

塗装後の乾燥と注意点

塗装が完了したら、最低でも24時間は触らずに乾燥させましょう。季節や湿度によっては、完全硬化に2〜3日かかることもあります。

また、塗装面は傷つきやすいため、装着・使用は完全乾燥後に行ってください。特に艶ありクリアの場合は、早期の接触で指紋が残ったり光沢が落ちたりするリスクがあります。

失敗例とその対処法

よくある失敗例には以下のようなものがあります。

  • ムラができた:塗料を一気に厚塗りした可能性
  • 剥がれてきた:プライマーや脱脂不足
  • ザラザラになった:ホコリや風の強い場所で塗装

対処法としては、失敗した面を再度研磨し、再塗装するのが基本です。焦らず丁寧に作業を繰り返すことで、美しい仕上がりに近づけます。

塗装の代替案:業者に頼む選択肢も

「自分でやるのが不安」「仕上がりにこだわりたい」という方は、専門の塗装業者に依頼する方法もあります。

ルーフボックス単体の塗装であれば、2〜3万円程度で対応してくれる業者もあります。費用はかかりますが、均一な仕上がりや耐久性の面ではプロに軍配が上がります。

まとめ:準備と丁寧な作業で理想の仕上がりに

黒から白へのルーフボックス塗装は、手間はかかるもののDIYでも可能です。成功のカギは「下地処理」「重ね塗り」「乾燥」の3つ。時間に余裕をもって作業を行えば、満足のいく見た目を実現できるでしょう。

自分で挑戦する楽しさを味わいつつ、プロに任せる選択肢も検討しながら、理想のルーフボックスを手に入れてみてください。

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