FK7型ホンダ・シビックハッチバックに社外ヘッドライトを取り付けたところ、ロービームでも上向きすぎと感じる場合、調整ネジの有無や使い方が気になるかもしれません。この記事ではその疑問をE‑A‑Tを意識しながら詳しく解説します。
なぜロービームが上向きになるのか?
社外品のヘッドライトは純正と光軸の初期位置が異なることがあり、取り付け時に上向きになるケースがあります。
さらにバルブ位置のズレや光拡散特性の違いも影響し、結果として対向車への眩惑や車検不合格につながることがあります。
FK7(10代目)に調整ネジはあるのか?
10代目シビック(FK7を含む)では、ヘッドライトユニット背面に上下の光軸を微調整できるギアまたはネジ構造が備わっているモデルが一般的です。
海外ユーザーやRedditでの報告によれば、ヘッドライト背面に“歯車状の丸い部品”をプラスドライバーで回して上下調整が可能であるという実例も報告されています:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
調整の手順:実例をもとにしたステップ解説
こちらは一般的な手順で、FK7適合モデルでも同様です。正確な構造はヘッドライト形状により異なります。
- 壁に向けて車を直角に停車し、光パターンを目印にマーク
- ライトをオンにし、プラスドライバーで丸い調整部品の歯を回す
- 光が少し下向きになるまで微調整、試走して確認
この方式はTikTokやDIYインストール動画でも紹介され、反時計方向でライトを下げられるとの報告があります:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
さらに別の掲示板の例では、欧州仕様でも同様の調整機構が存在するケースが確認されています:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
調整できない・構造が見当たらない場合の対策
もし調整ネジがない、あるいは見つけられない場合でも、以下の方法で対応できます。
- ディーラーや専門店で光軸調整を依頼(診断機器で調整可能なケースあり)
- 社外品ヘッドライトの仕様書/取扱説明書を確認し、調整構造の有無を確認
- 取り付け位置の再確認…装着時の固定位置のズレで光軸が狂っているケースもある
場合によっては購入元へ問い合わせることで明確な構造説明が得られることもあります。
調整後も眩しいと感じる場合のチェックポイント
調整ネジで下向きにしても、以下の要因により眩しさを感じることがあります。
- LEDやHIDバルブの光量が強すぎる
- カットオフラインの形状が純正と異なる
- 車高や荷重変化による実際の照射角度のズレ
この場合、バルブの光量を落とす、光線パターンに近い純正交換品を検討することも有効です。
まとめ:正しい調整で安全と快適を確保
FK7型シビックに社外ヘッドライトを装着し、ロービームでも上向きすぎると感じた場合、多くのモデルでは背面にプラスドライバーで操作できる調整ギアが装備されています。
まずは壁に向けた停車・光の位置確認 → 調整ネジで微調整 → 試走で確認、という手順を実践してください。
それでも改善しない場合は、ディーラー・専門店への相談や、ヘッドライト仕様の確認をおすすめします。
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