GN125のリアタイヤから異音がする原因と対処法|キュルキュル音の正体とは?

車検、メンテナンス

スズキのGN125は扱いやすく、維持費も安いため初心者からベテランまで人気のバイクです。しかし、走行中や減速時に「キュルキュル」といった異音がリアタイヤ付近から聞こえることがあります。放置すると重大なトラブルにつながる場合もあるため、早めの点検が重要です。本記事では、GN125でよくあるリアからの異音の原因とその対処法について解説します。

リアタイヤからキュルキュル音がする主な原因

まず考えられるのは、ブレーキ周辺の摩耗や異物混入です。GN125はドラムブレーキを採用しているため、ブレーキシューが摩耗したり、ドラム内に砂や小石などが入ってしまうと、擦れる音が発生することがあります。

また、チェーンの張りすぎや緩みも異音の原因となる場合があります。特にチェーンが乾燥していると金属音や軋み音が出ることがあります。

実際に確認すべきポイント

  • ドラムブレーキ内の点検:ブレーキシューが摩耗していないか、ライニングに異物が付着していないか。
  • チェーンの状態:張りが適正か、給油がされているか、スプロケットに摩耗がないか。
  • ホイールベアリング:手で回してみてスムーズに動かない、ゴリゴリ音がする場合は要交換。

チェーンとスプロケットの清掃と注油、そして張りの調整は自分でも行えるメンテナンスです。難しい場合はバイクショップに相談しましょう。

異音を放置するとどうなる?

異音の原因が摩耗や損傷だった場合、走行中にパーツが破損し、転倒や重大な事故につながるリスクがあります。たとえば、ブレーキの効きが悪くなったり、チェーンが外れてしまうことも。

特に長距離を走るツーリングや高速走行の前には必ず点検を行い、異常があれば早めに対応することが大切です。

GN125ユーザーに多い事例

あるユーザーの例では、走行中にキュルキュル音がし始めた原因は、リアホイールのアクスルシャフトが緩んでいたことが原因でした。トルク不足でホイールが微妙にブレていたため、異音が発生していたのです。

また、別のケースではリアフェンダーのステーがタイヤと微妙に干渉しており、走行時の振動で金属音を発していたという例もあります。異音の発生源が必ずしも駆動系とは限らない点に注意が必要です。

点検・修理はどこで受けるべきか?

DIYが難しい場合や、原因がはっきりしない場合は、最寄りのバイクショップやスズキのサービス店に相談するのが安心です。リア周りの異音は複数の要因が絡むことも多く、プロの目でチェックしてもらうのが確実です。

異音の症状や出るタイミング、音の種類(キュルキュル、ギーギー、ゴリゴリなど)をメモしておくと、診断もスムーズになります。

まとめ:異音はバイクからの重要なサイン

GN125のリアタイヤから聞こえる異音は、ブレーキ・チェーン・ベアリング・ボルト類など複数の原因が考えられます。音がする=何かしらの摩耗・劣化・緩みがあるサインですので、決して軽視せず、点検・整備を早めに行いましょう。

バイクは命を乗せて走る乗り物。音に敏感になることで、より安全で快適なライディングライフを送ることができます。

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