近年、クルマのデザインや機能性に対する価値観が多様化しています。ラパンやキャンバスといった、いわゆる“女性向け”とされる軽自動車に男性が乗ることに違和感を覚える人もいれば、まったく気にしない人も増えています。本記事では、こうした車種選びにおいて性別が本当に重要かどうかを見ていきます。
「女性向けデザイン」は誰のため?
キャンバスやラパンといった軽自動車は、丸みを帯びた可愛らしいデザインやパステルカラーを採用しており、広告などでも主に女性をターゲットにしています。しかし実際には、小回りが利く・荷物が積みやすい・低燃費など、性別を問わない機能性が魅力です。
例えば、ラパンはカスタムモデルやモノトーンカラーを選ぶことで“可愛すぎない”印象にもできるため、男性が乗っても違和感のない仕様が十分に存在します。
男性ユーザーの実際の声
ネット上でも「ラパン乗ってるけど全然恥ずかしくない」「内装も落ち着いていて運転しやすい」など、男性オーナーの満足度は高めです。
また、キャンバスも後部座席のスライドドアやシートアレンジの柔軟性が高く、「子育て世代のパパが使っても便利」と評価する声も多く見られます。
見た目よりもライフスタイルに合うかが重要
38歳で妻子持ちであれば、家族構成や使い方に応じた車選びが最優先です。通勤・買い物・子どもの送迎・週末のお出かけなど、必要とされる機能を満たすことが第一。
ラパンやキャンバスは、室内空間の広さ、維持費の安さ、安全装備の充実など、実用面でも高く評価されています。
「妻にタダであげたくない」気持ちとどう折り合うか
今乗っているN-WGNカスタムを奥様に譲る予定とのことですが、「ただであげたくない」と感じるのは当然の感情です。家族で共有する資産として、“相互の納得”を重視して話し合うのが良いでしょう。
たとえば「次のクルマの一部費用は家計から出してもらう」「保険料は奥様名義で負担」など、負担の分担を相談しておくとストレスも減ります。
他人の目より、自分が納得できるクルマを
「男がラパンは変」と言われることはあるかもしれませんが、実際にクルマに乗るのは自分です。他人の価値観に縛られて、本当に欲しい車を諦めるのはもったいないこと。
日常の利便性や運転の楽しさ、家族との相性などを考えれば、自分らしい車選びを優先することが長く愛用するポイントになります。
まとめ
キャンバスやラパンに男性が乗るのは、決して「変」ではありません。性別よりも生活スタイルや価値観に合ったクルマ選びが重要です。38歳、家庭を持つ男性だからこそ、実用性や経済性、デザインの好みをバランスよく見極めて選ぶことが、満足度の高いカーライフにつながります。
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