ハーレーダビッドソンのスポーツスターシリーズは、カスタムの自由度が高く、多くのオーナーが自分好みに手を加えることを楽しんでいます。2012年式のXL1200Vもその一つで、特にヘッドライトのLED化は人気のあるカスタムの一つです。この記事では、XL1200VのヘッドライトをLEDに変更する方法や注意点を解説します。
ハーレーXL1200VのヘッドライトはLEDに交換可能?
結論から言えば、XL1200V(2012年式)のヘッドライトはLEDに交換可能です。純正ではハロゲンランプが装着されていますが、市販のLEDヘッドライトユニットやバルブと交換することで、明るく省電力な照明にアップグレードできます。
ただし、取り付けにあたってはサイズの互換性、配線加工、熱対策などに注意が必要です。中には純正カプラー対応の「ポン付け可能」な商品もあります。
LED化のメリットとデメリット
メリット:
- 消費電力が少なく、バッテリーへの負担が軽減される
- 明るさと照射範囲が向上し、夜間走行の安全性が高まる
- 見た目がスタイリッシュで現代的になる
デメリット:
- 光軸のズレにより車検に通らない可能性がある
- 安価なLED製品は耐久性や防水性能に難がある
- 配線加工が必要な場合は取り付け難易度が上がる
品質の高い製品を選び、取り付けは信頼できるショップに依頼するのが安心です。
LEDヘッドライト選びのポイント
ハーレー用のLEDヘッドライトは数多く販売されていますが、選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 5.75インチ径であること(XL1200Vに合うサイズ)
- H4タイプのバルブまたは専用ユニットであること
- 車検対応品であること(国内基準の明るさ・配光)
- 信頼性のあるメーカー(例:JW Speaker、デイトナ、MOTO LEDなど)
また、光量が強すぎると対向車に迷惑がかかるため、配光設計がしっかりした製品を選びましょう。
実際のカスタム事例
多くのハーレーオーナーが実際にLED化を行っており、SNSやブログにも事例が紹介されています。例えば。
ケース1:「2012年式XL1200VにMOTO LED製の5.75インチLEDヘッドライトを装着。カプラーオンで取り付けでき、光量も十分。車検も問題なしだった。」
ケース2:「中華製の安価なLEDを取り付けたが、光軸が合わず車検に落ちた。結局、国産品に買い替えて再調整。」
このように、コストと信頼性のバランスが重要です。
取り付け方法と注意点
LED化は基本的に次のような手順で行われます。
- ヘッドライトユニットを取り外す
- LEDバルブまたはユニットを装着
- カプラーの接続、または必要に応じて配線加工
- 光軸調整を行い、点灯テスト
注意:配線の加工ミスや防水処理の不備がトラブルの原因になることがあります。不安な方はバイクショップで取り付け依頼するのがおすすめです。
まとめ:LED化は可能だが製品選びと取り付けに注意を
2012年式のハーレーXL1200VはLEDヘッドライトへの交換が可能です。見た目のカスタム効果だけでなく、安全性や省電力化の面でもメリットがあります。ただし、適切な製品選びと光軸の調整、そして確実な取り付け作業が必要不可欠です。
LED化に挑戦したい方は、車検対応の信頼できる商品を選び、可能ならプロに相談してカスタムを進めましょう。
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