TZR50R(リップス69ccボア、リップスボアアップ用チャンバー)に乗っている際、10000回転以上になると毎回tempランプが点灯する問題に直面している方もいるでしょう。これはボアアップされた2ストロークエンジンに特有の現象でしょうか、それとも異常なのでしょうか?この記事ではその原因と対策について解説します。
1. 2ストロークエンジンの特性とtempランプ点灯
ボアアップ後の2ストロークエンジンは、エンジンの回転数が高くなることで温度管理が重要になります。特に10000回転以上になると、エンジン内の温度が急激に上昇しやすく、そのためtempランプ(温度警告灯)が点灯することがあります。これはエンジンオイルや燃料の混合比、エンジンの冷却状態が影響するため、気温が低い状態でも温度が上がりやすくなります。
また、ボアアップしたことでエンジンが本来の仕様よりも高負荷状態になり、過熱しやすくなる可能性もあるため、tempランプの点灯が見られることは一般的です。
2. セッティングの影響:燃料の濃さとオイルの管理
あなたが述べたように、セッティングが寒い時期に合わせて「濃いめ」に調整されている場合、エンジンが過剰に冷却されることなく、混合比が燃焼効率を高めている可能性があります。濃い燃料調整は一時的にはエンジンを冷却する助けになりますが、長時間高回転を維持すると、オーバーヒートの原因となることもあります。
さらに、オイルを少量タンクに加えているとのことですが、オイルの供給量と種類も適切でなければ、エンジンが焼きつきやすくなる可能性もあります。
3. 解決方法:温度管理とセッティングの見直し
まず、tempランプが頻繁に点灯する場合、エンジンの冷却性能が不足している可能性があるため、冷却系統の見直しや、ラジエターやオイルクーラーを追加することを検討してみてください。エンジンを高回転で長時間回す際に冷却能力を向上させることは非常に重要です。
また、セッティングを見直すことも有効です。特に、混合比が濃すぎる場合には、少し薄く調整することでエンジンの温度上昇を抑えることができます。プラグの焼け色が問題ないのであれば、混合比が適切である可能性が高いですが、もう少し調整することでより安定した運転ができるかもしれません。
4. まとめ
TZR50Rでtempランプが点灯する原因は、ボアアップ後のエンジンの特性やセッティングによるものが大きいです。エンジンの温度管理が重要であり、冷却能力の向上や、セッティングの調整が必要です。tempランプが点灯することは異常ではなく、対策を取ることで安全に楽しむことができます。


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