スパイクタイヤの選び方と自作方法：カブ用タイヤに最適なベースタイヤとは

冬の厳しい道路状況を乗り越えるため、スパイクタイヤを自作することを考えているバイクオーナーの方々に向けて、最適なベースタイヤの選び方と、スパイクタイヤ作成のポイントを解説します。

1. スパイクタイヤ自作のメリットと挑戦

スパイクタイヤは雪道や氷上での走行性能を向上させるために非常に効果的ですが、タイヤの選択とスパイクの取り付けは重要な要素です。特にカスタムバイクの場合、ホイールとタイヤの互換性やブロックタイヤの形状が大きなポイントとなります。

カブ用のタイヤは、細かいブロックパターンが特徴ですが、これはスパイクを打ち込む際に障害となることがあります。ブロックが細かいため、長さ10mmのスパイクを打ち込むとブロックが支えきれず、モゲてしまう可能性があります。これを避けるためには、少し太めのブロックが施されているタイヤを選ぶと良いでしょう。

スパイクタイヤを自作するためには、ブロックタイヤのサイズや形状が重要です。オフロード用のタイヤであれば、ブロックが大きいため、スパイクのフランジが8mmでもしっかりと支えられる可能性が高くなります。また、タイヤのゴム硬度やトレッドパターンも選択のポイントです。

スパイクタイヤを作成する際には、スパイクをタイヤに正しく打ち込むことが大切です。スパイクがしっかりと固定されていないと、走行中に脱落したり、タイヤの性能を十分に発揮できなかったりします。スパイクの取り付け位置や角度、打ち込みの深さにも注意を払いましょう。

スパイクタイヤを自作することで、冬の厳しい道路状況に対応することができますが、タイヤ選びとスパイクの取り付けには十分な注意が必要です。カブ用のタイヤを選ぶ際には、ブロックの形状やスパイクの取り付けやすさを考慮して、安全かつ効果的なスパイクタイヤを作成しましょう。