近未来的なスタイリングで話題を呼んだホンダNM4は、希少性が高く今なお根強いファンを持つバイクです。しかし、ライフスタイルの変化や使用目的の変化によって手放す決断をしたオーナーも少なくありません。本記事では、実際にNM4から乗り換えたライダーたちの声をもとに、選ばれた後継車種やその理由を詳しく解説します。
ホンダNM4とはどんなバイクだったのか
NM4は2014年に登場したホンダのクルーザースタイルのバイクで、圧倒的な未来感のあるデザインと、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載した先進的な装備が特徴です。映画やアニメに登場するようなルックスから「攻めたデザインバイク」として話題になりました。
一方で、シートポジションの低さや足つきの良さは高評価ながらも、荷物の積載性やカスタムパーツの少なさ、取り回しの重さに悩む声も多かったのが実情です。
NM4からの乗り換えで選ばれた人気車種
NM4から乗り換えたオーナーの多くが選んだのが以下のようなモデルです。
- ホンダ NC750X:同系エンジン搭載、DCT継続、実用性と扱いやすさが向上
- ヤマハ TMAX560:スクーター寄りで乗り換えやすく、走行性能も高評価
- BMW R18:見た目も重視したラグジュアリー志向の乗り換え先として人気
これらは「実用性重視」「デザイン性を保ちつつ快適性アップ」「長距離ツーリング向け」といった、それぞれの目的に応じて選ばれています。
乗り換え理由に多かった5つの本音
NM4オーナーが乗り換えを決断した理由として多かったのは以下の通りです。
- ポジションの自由度が低く長距離ツーリングがやや疲れる
- 積載性が限られ日常使いに不向き
- 希少すぎてパーツ供給やメンテナンスが不安
- 人目を引きすぎて街乗りで目立ちすぎる
- DCTや足つきは気に入っていたが、もう少し軽快な操作性が欲しかった
特に「スタイルは気に入っていたが実用性に限界を感じた」という声が多く聞かれました。
NM4の良さを継承したモデルに注目
NM4からの乗り換えで「DCTを活かしながらより扱いやすく」という方向で選ばれたのが、NC750XやNT1100などの現行モデルです。これらはNM4の技術的遺産を引き継いでおり、乗り換えにおいて違和感が少ない選択肢となっています。
また、見た目の近未来感を重視する方にはカスタムベースとしても高評価のTMAXが候補に上がっています。
実際のオーナーの声
NM4からTMAXに乗り換えた40代男性の声:「NM4のスタイルは大好きだったけど、街乗りや通勤には重すぎた。TMAXは加速も軽快で普段使いに最高です。」
NC750Xに乗り換えた30代女性の声:「DCTの感覚をそのままに、足つきも良くて扱いやすい。荷物も積めるし、ツーリングでも安心です。」
まとめ:NM4の魅力と次への一歩
NM4はその希少性とスタイルから、今も多くのバイクファンの記憶に残る存在です。一方で、日常使いやツーリングでの快適性を求める中で、乗り換えを決断するオーナーも多く存在します。
大切なのは、自分の用途とスタイルに合ったバイクを選ぶこと。NM4の持つ先進性と快適性を引き継ぎつつ、新しい一台でより自由なライディングライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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