バイクライフにおいて「ネイキッドからスーパースポーツ(SS)への乗り換え」は多くのライダーが一度は考えるテーマです。スタイル、走り、ポジション、維持費などの違いからくる満足や後悔の声も多く、実際に乗り換えたライダーたちの体験談は非常に参考になります。この記事では、ネイキッドからSSへ乗り換えたメリット・デメリット、乗り換え理由や感想、最終的な満足度を具体的にご紹介します。
ネイキッドからSSに乗り換える主な理由
ネイキッドからSSに乗り換えるライダーの多くは、より速さ・スポーツ性を求める傾向があります。特に峠道やサーキット志向が強い人に多いです。
実例として、Z900RSからYZF-R6に乗り換えたあるライダーは、「とにかくエンジンの伸びが違う。高回転域の気持ちよさに感動した」と語っています。
スーパースポーツに乗り換えて良かったこと
・加速感とスピード性能:SS特有の高回転エンジンは圧倒的な加速力と伸びを実現。
・走行安定性:前傾姿勢や低重心構造が高速域での安定感に寄与。
・見た目のかっこよさ:レーシーなデザインは所有欲を満たしてくれる。
乗り換えて悪かった・後悔したこと
・街乗りでの疲労:前傾姿勢がきつく、信号待ちが多い市街地では非常に疲れる。
・積載性のなさ:リアシートも小さく、荷物が載らない。ツーリングでは苦労。
・保険料・維持費の上昇:車両価格も高く、フルカウル車は修理費も割高。
「正解だった」と感じた人の声
多くのSSオーナーは「サーキットでこそ本領発揮」「コーナーが楽しくて仕方ない」と語ります。
ある元CB400SF乗りの方は「SSにしたことで運転技術が一段と上がった」とも述べており、スキルアップにもつながるとの声がありました。
「失敗だった」と感じた人の声
通勤・ツーリングメインのライダーからは「身体が限界」「長距離が苦痛」という声も。特に40代以上では「結局ネイキッドに戻った」という実例も多くあります。
また、SSのピーキーさに慣れず、「気を使って乗るので気軽さがない」といった声もあります。
結局、どちらが楽しいか?
SSは「走りを楽しみたい人」向け、ネイキッドは「気軽にバイクを楽しみたい人」向けです。
それぞれのバイクの性格が明確なので、「自分がバイクで何をしたいのか」が判断のポイントになります。
まとめ:乗り換えは“使い道”と“体力”で決まる
ネイキッドからSSへの乗り換えは、多くのライダーにとって憧れであり挑戦でもあります。乗り換えたことで得られる高揚感や加速性能は何物にも代えがたいですが、その分のデメリットも存在します。
長距離・ツーリングメインの人にはネイキッド、ワインディングやサーキット重視の人にはSSが向いていると言えるでしょう。
「とりあえず乗ってみたい!」という方は、レンタルバイクでSSを体験してみるのも一つの方法です。
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