通勤や買い物で大活躍の原付スクーター。その中でも人気の高い「ジョグ50」にリアボックスを取り付ける際、容量選びに迷う方も多いでしょう。特に40Lクラスの大容量ボックスが重量オーバーになるのでは?と不安に感じる方も少なくありません。この記事では、ジョグ50に最適なリアボックスの容量や選び方、安全性の観点から注意すべき点を解説します。
ジョグ50にリアボックスを取り付ける際の基本知識
ジョグ50は軽量・コンパクトな車体構造が特徴であり、リアキャリアの耐荷重は一般的に最大3〜5kg前後とされています。つまり、リアボックス本体の重量と積載する荷物の合計がこの範囲内であれば問題ありません。
たとえば、40Lのリアボックスであっても本体重量が2.5kg、荷物が2kg以下であれば許容範囲内になりますが、強度的な余裕がないためあまり推奨されないケースもあります。
おすすめのリアボックス容量は何L?
20L〜30L程度がジョグ50にはバランスが良く、安全性・積載性の両面でおすすめです。30L前後のボックスであれば、以下のような使い方ができます。
- フルフェイスまたはジェットヘルメット1個収納
- 小型リュックやエコバッグ1〜2袋程度
- レインコートや工具などの常備品
40Lの大型ボックスは魅力的ですが、見た目のバランスが崩れる・走行時の重心が上がるなどのデメリットもあります。
40Lボックスの注意点と安全性
40L以上のリアボックスを取り付ける際は、リアキャリアの耐荷重を必ず確認しましょう。ジョグ50の純正キャリアは大容量に対応していない可能性があり、社外製の強化キャリアを使う必要があります。
また、重心が高くなることでコーナリング時のふらつきやスタンドでの転倒リスクが高まります。走行の安定性と安全性を最優先に考えると、40Lクラスは慎重な判断が必要です。
おすすめリアボックスとブランド例
信頼性の高いリアボックスメーカーには以下のようなものがあります。
- GIVI(ジビ):イタリア発、信頼性とデザイン性を両立
- SHAD(シャッド):コスパと軽量性に優れるスペインメーカー
- 旭風防や山城:国産で安心感があり原付に最適なラインナップ
たとえば「GIVI B27」は27Lで1.9kgと軽量、ジョグにもぴったりなモデルとして人気があります。
取り付けのコツとメンテナンス
リアボックスは確実に固定することが最も重要です。純正キャリアとの相性を確認し、取り付け金具やボルトは緩みがないよう定期的に点検しましょう。
また、雨天走行ではボックス内部に水が侵入しないよう防水性のあるモデルを選ぶこともポイントです。定期的に拭き掃除をし、ゴムパッキンの劣化にも注意してください。
まとめ:ジョグ50に最適なリアボックスは30L前後
ジョグ50にリアボックスを取り付けるなら、30L前後の容量がバランスよくおすすめです。40L以上のボックスも使えなくはないですが、キャリア強度や車体バランスを考慮し、安全第一で選ぶようにしましょう。
リアボックス選びで快適な原付ライフを実現するためには、「容量・重量・取り付け方法」の3つを押さえることがポイントです。
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