山梨県はバイクツーリングで失望する?富士山・峠・湖を楽しむおすすめルートと注意点

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山梨県は東京など首都圏からアクセスしやすく、富士山、富士五湖、八ヶ岳、南アルプスなどの山岳景観に恵まれたエリアです。ツーリング先として名前を聞く機会も多い一方、実際にバイクで訪れたときに楽しめるのか、道路が混雑していないか、走る場所が少なくないかと気になる人もいるでしょう。

結論からいえば、山梨県は景色を楽しみながら走りたいライダーとは非常に相性の良い地域です。ただし、観光シーズンの渋滞や山岳道路の気象条件など、事前に知っておきたい特徴もあります。山梨ツーリングの魅力と注意点を具体的に見ていきましょう。

山梨県がバイクツーリングに向いている理由

山梨県の大きな特徴は、比較的コンパクトな範囲に山、湖、高原、渓谷、温泉地などが集まっていることです。高速道路を降りてから観光地まで延々と市街地を走るというより、ルートを選べば山岳風景の中を走る時間を長く取れます。

特に富士山周辺は全国的にも人気のドライブ・ツーリングエリアです。河口湖や山中湖などを巡れば、同じ富士山でも場所によって異なる景色を楽しめます。

また、東京方面からなら中央自動車道や国道20号などを利用できるため、日帰りツーリングの候補にもなります。泊まりであれば富士五湖だけでなく、甲府盆地や八ヶ岳方面まで組み合わせやすくなります。

山梨ツーリングで楽しみたい代表的なエリア

富士五湖エリア

初めて山梨県をバイクで走るなら候補にしやすいのが富士五湖です。山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖があり、湖を移動しながら富士山周辺を巡るルートを組めます。

例えば山中湖から河口湖、西湖、本栖湖方面へ進むルートなら、湖畔と山岳風景を一度に楽しめます。単純に目的地へ最短距離で向かうのではなく、湖ごとに休憩しながら走るとツーリングらしさが増します。

八ヶ岳・清里エリア

富士山とは違った高原ツーリングを楽しみたい場合は、北杜市や清里周辺も候補です。標高の高い場所では夏でも比較的涼しく感じられる日があり、山並みや高原の景観を楽しみながら走れます。

ただし標高差があるため、甲府盆地では暑かったのに山間部では急に肌寒くなることもあります。春や秋は特に、薄手の防寒着を1枚用意しておくと安心です。

昇仙峡・甲府周辺

山梨というと富士山のイメージが強いものの、甲府方面にも魅力があります。昇仙峡周辺は渓谷の景観で知られており、甲府盆地と山間部を組み合わせたツーリングを計画できます。

温泉や山梨名物のほうとうなどを目的に加えるのもおすすめです。走ることだけを目的にするのではなく、景色、食事、温泉を組み合わせると山梨の魅力を感じやすくなります。

逆に山梨ツーリングで失望しやすいポイントとは

山梨県そのものがバイクに向いていないというより、期待している走り方と訪問する場所・時期が合っていない場合に不満を感じる可能性があります。

代表的なのが観光地周辺の渋滞です。河口湖や山中湖など人気エリアでは、連休、夏休み、紅葉シーズンなどに自動車が集中することがあります。富士山を眺めながら快走するつもりだったのに、実際には渋滞の中を長時間走ることになれば印象は大きく変わります。

また、甲府盆地は夏に非常に暑くなる日があります。山梨だからどこでも涼しいと思って真夏の日中に市街地を走ると、高原との気温差に驚くかもしれません。

状況 気を付けたいこと
大型連休・観光シーズン 富士五湖など人気観光地の渋滞
真夏 甲府盆地の暑さ
春・秋 高地での気温低下
冬季 積雪・凍結・冬季通行止め
山岳道路 天候の急変、落石、路面状況

富士山が必ずきれいに見えるとは限らない

富士山目当てで山梨へ行く場合に意外と重要なのが天候です。晴れていても雲が富士山周辺にかかり、期待していた姿がほとんど見えないことがあります。

そのため「富士山を見ること」だけをツーリングの目的にしてしまうと、天候次第では残念に感じるかもしれません。湖畔道路、高原、食事、温泉など複数の目的を用意しておくと、富士山が見えない日でも楽しみやすくなります。

出発前には気象情報だけでなく、道路情報も確認しておきましょう。特に冬季やその前後に山岳道路を利用する場合は、積雪や凍結、通行規制の確認が重要です。

初心者なら「全部回る」よりエリアを絞る

地図を見ると山梨県はそれほど大きく見えないため、富士五湖、甲府、昇仙峡、清里などを1日ですべて巡りたくなるかもしれません。しかし山間部では距離だけで所要時間を判断すると予定が崩れやすくなります。

例えば初めての日帰りなら「富士五湖を中心にする」「八ヶ岳・清里方面を中心にする」というようにテーマを一つ決める方法があります。停車して景色を見たり食事をしたりする時間まで考えると、目的地を詰め込みすぎないほうが満足度は高くなりやすいでしょう。

走行距離を増やすこと自体が目的なら広域ルートも楽しめますが、観光もしたい場合は余裕のある計画がおすすめです。

山梨ツーリングを楽しむためのコツ

まず、混雑する時期は早朝に出発する方法が有効です。観光客が増える前に人気エリアへ入り、混雑する時間帯には別の場所へ移動するだけでも走りやすさが変わります。

ガソリンについても注意が必要です。市街地や主要道路では給油場所を見つけやすいものの、山間部へ入るとガソリンスタンドの数が減り、営業時間も限られる場合があります。燃料が少なくなってから探すのではなく、余裕を持って給油しておきましょう。

さらに、山梨県内では標高差による気温変化を考えて服装を調整できるようにしておくことが大切です。レインウェアや防寒用インナーなど、コンパクトに収納できる装備があると急な天候変化にも対応しやすくなります。

どんなライダーなら山梨を特に楽しめる?

山梨県は、ワインディングだけを高速で走り続けたい人というより、景色の良い場所をバイクで巡り、途中で写真撮影や食事、休憩も楽しみたい人に特に向いています。

富士山を背景に湖畔を走る、高原で休憩する、温泉に立ち寄る、ほうとうなどの郷土料理を食べる、といった旅を組み合わせられることが山梨ツーリングの強みです。

一方、観光地の混雑を避けたいライダーなら、連休の昼間を外すなど日程と時間帯を工夫することが重要です。同じルートでも曜日や時間によって印象がかなり変わります。

まとめ:山梨県はルートと時期を選べば魅力的なツーリング先

山梨県には富士五湖、富士山、八ヶ岳、清里、昇仙峡など、バイクで巡りやすい観光・景勝エリアが数多くあります。首都圏からアクセスしやすいこともあり、日帰りから宿泊ツーリングまで幅広いプランを作れます。

一方で、観光シーズンの渋滞、夏の甲府盆地の暑さ、山間部の気温差、冬季の凍結や道路規制などには注意が必要です。山梨だから常に快走できるというわけではなく、時期とルート選びが満足度を左右します。

「富士山を見る」だけでなく、湖、高原、温泉、グルメなどを組み合わせて余裕のあるルートを作ることがポイントです。事前に最新の天気予報と道路規制を確認し、安全を優先して走れば、山梨県はバイクならではの景色を存分に楽しめるツーリングエリアといえるでしょう。

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