四代目パジェロ(ディーゼル:4M40/4M41)のオイルフィルター交換時、締め付けトルクに迷う方も多いはずです。ここではDIY整備の実例も交えて、安心して交換できる目安を紹介します。
🔧 メーカー指定のトルクは公開されていない
整備マニュアル(ワークショップマニュアルなど)には、オイルフィルターキャップの正確なトルクが載っていません。
PDFマニュアルでは「オイルギャスケットにエンジンオイルを薄く塗って」とあるのみです 。
🛠 DIYでの実例報告
整備ユーザーのブログでは、パジェロのドレンプラグ(オイルパン側)を20 Nmで締め付けたとの記録がありました 。
オイルフィルターの場合はキャップ式であり、メーカー指定トルクがないため、「手で締めた後にさらに約½回転」という方法が一般的です。
📘 海外フォーラムの参考情報
海外フォーラムでは、「ドレンプラグは78 Nm」との記述がありましたが、これはオイルパン本体の数値です 。
フィルターキャップについては具体的な数値はなく、「手締めで十分」との声が多いです。
✅ 締め付け方法まとめ(おすすめ手順)
1. 新しいフィルターのゴムパッキンにエンジンオイルを薄く塗布。
2. キャップを手でしっかり締める。
3. 手が止まる位置からさらに約½回転(90°程度)締める。
⚠️ 注意点
- 規定トルクが明記されていないため、過度な締め付けは避ける。
- 逆に緩すぎるとオイル漏れの原因になるため、しっかり手締め+αは重要です。
📅 定期交換時のポイント
オイルフィルターはエンジンオイル交換ごと(約5,000~10,000 kmごと)に交換が推奨されます。
交換時には必ず新パッキンへのオイル塗布と、上記のトルク方法を守ることで安心してメンテナンスが可能です。
まとめ
四代目ディーゼルパジェロでは、メーカー指定トルクは非公開。「手でしっかり締めたあと90°程度回す」方法で適切な締め付けが得られます。過度な締め付けはNG、緩み防止を意識した作業が安心の秘訣です。
コメント