Z33フェアレディZはマフラーカスタムの自由度が高く、排気音やパフォーマンスにこだわるユーザーが多い一台です。中でも柿本改のN1+Revマフラーを装着しているオーナーにとって、中間パイプをストレート化することでさらなる音質や抜けの改善を狙うケースが増えています。本記事では、Z33に対応するストレート中間パイプの選び方や対応メーカー、ポン付け（無加工装着）可能な製品情報を解説します。
Z33の中間パイプをストレートにする目的と効果
中間パイプをストレート化することで、排気の抵抗が減り、排気音がより太く、低音が強調される傾向があります。特に柿本改N1+Revのようなスポーツマフラーと組み合わせることで、よりアグレッシブなサウンドを得られます。
また、若干ながらレスポンスの向上も期待でき、サーキット走行や峠走りを重視するユーザーには体感メリットがある場合もあります。
代表的な対応中間パイプメーカー一覧
Z33に適合する中間パイプで、ストレート構造またはサブサイレンサー最小構成となっているメーカーは以下の通りです。
- BEE FREE：Z33専用設計のストレートパイプが存在し、柿本改とも相性良好。
- FUJITSUBO：A-RやRM-01Aに対応するセンターパイプあり。一部は加工必要。
- Power Craft：チタン製やハイブリッド構造で選択肢が広い。車検対応モデルも。
- SARD・トラスト（GReddy）：サブサイレンサー付きながら抜けの良い設計が多い。
Z33の中間フランジ形状は年式・グレードによって違いがあるため、フランジ形状や取り付けピッチを事前に確認することが重要です。
ポン付け可能な中間パイプの選び方
「ポン付け」とは、加工や調整なしでそのまま装着できることを指します。柿本改N1+Revのエンド側に合わせるには、同一設計か互換性あるフランジが必要です。
BEE FREEでは、Z33専用中間パイプを販売しており、柿本マフラーとのマッチングが良いことで知られています。また、オーダー時に「柿本N1+Revとの組み合わせで使用したい」と伝えれば、適合確認とアドバイスを受けることも可能です。
装着例：ユーザー事例から学ぶ
Z33 Version Sオーナーの例では、BEE FREE製のストレート中間を柿本改N1+Revと組み合わせたところ、アイドリング音は静かめながらも、アクセルオンでの音圧が大きく向上したとのこと。
また、軽量ステンレス構造のため、重量面でも純正比で数kg軽くなり、ハンドリングにも若干影響が出たというレビューもあります。
中間ストレート化の注意点と合法性
中間パイプをストレートにすることで、排気音が大きくなる場合、保安基準（騒音規制）に抵触する可能性があります。特に2010年以降の車両は、加速騒音規制が厳しくなっており、車検時には注意が必要です。
車検対応を意識するなら、JASMA認証や車検対応マフラーと組み合わせた構成をおすすめします。
まとめ：Z33中間パイプのストレート化は選択肢豊富。適合確認がカギ
Z33のマフラーチューンは多様な選択肢があり、柿本改N1+Revに対応するストレート中間パイプも複数存在します。特にBEE FREE製は装着実績も多く、ポン付けを希望するユーザーにおすすめです。
ただし、年式やグレードによる微妙な違いがあるため、購入前には必ずメーカーに確認をとりましょう。合法的かつ満足度の高い排気サウンドを楽しむための一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
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