ホンダAF77タクトやジョグAY01など、AF74Eエンジン系の原付でエアクリーナーボックスを丸ごと外したい時、「ネジを外しても抜けない」「フレームに引っかかる」と悩む人は意外と多いです。
特にこの世代の原付は、スペース効率重視のレイアウトになっているため、単純にボルトを外すだけでは取り出せない構造になっています。
この記事では、AF74Eエンジン搭載車のエアクリボックスの外し方や、途中で引っかかる原因、作業時のコツをわかりやすく解説します。
AF74E系エンジン搭載車とは?
AF74Eエンジンは、ホンダ系50ccスクーターに広く採用されているエンジンです。
代表的な車種には以下があります。
- タクト AF75 / AF79
- Dio110系の一部
- ジョグ AY01
- ジョグデラックス AY01
- ビーノ AY02系
基本構造がかなり共通しているため、エアクリボックス脱着手順もほぼ似ています。
エアクリボックスを外す前に確認したいこと
まず重要なのは、「フィルターカバー」ではなく「エアクリボックス本体」を外す場合、複数箇所が固定されている点です。
単純に見えて、以下の固定が隠れています。
- 外側ボルト
- スロットルボディ接続バンド
- ブリーザーホース
- 吸気ダクト
- 差し込みゴム
特にスロットル側のバンドを緩め忘れると、どれだけ引っ張っても外れません。
AF74E系エアクリボックスの基本的な外し方
作業自体は難しくありませんが、順番が重要です。
① シート下やサイドカバーを外す
車種によって多少違いますが、まず作業スペース確保が必要です。
特にAY01系はカバーがかなり被っています。
② エアクリ固定ボルトを外す
エアクリボックス本体は数本の10mmボルトで固定されています。
車種によっては奥側にも隠れています。
③ スロットルボディ側バンドを緩める
ここが最大のポイントです。
プラスネジや8mmで締まっているクランプを緩めます。
完全に外す必要はなく、ゴムが動く程度でOKです。
④ ブリーザーホースを抜く
小さいホースが刺さっているので外します。
経年劣化で固着していることがあります。
⑤ 少しひねりながら後方へ抜く
AF74E系は真っ直ぐ抜けないことが多いです。
軽く回転させながら後方へ逃がすイメージです。
「外れない」と感じる原因
AF74E系で特に多いのが、「あと少しなのに抜けない」という状態です。
原因として多いのは以下です。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| ゴム固着 | 長年の熱で張り付く |
| ホース見落とし | 裏側に残っている |
| フレーム干渉 | 角度が悪い |
| 吸気ダクト干渉 | 前側が引っかかる |
無理に引っ張るとゴムが破れたり、樹脂割れするので注意です。
AY01系は特に狭い
ジョグAY01系は、ホンダベース車ながらヤマハ外装になっている影響で、作業スペースがかなり狭めです。
特に以下がやりづらいです。
- バンド工具が入りにくい
- カバー爪が固い
- エアクリ後方スペース不足
「絶妙に抜けない」のは珍しくありません。
少しエンジン側へ押してから引くと抜けやすいことがあります。
作業時におすすめの工具
AF74E系の整備では、以下があるとかなり楽です。
- 短いプラスドライバー
- ラチェット+8mm・10mm
- ロングノーズプライヤー
- 内張りはがし
特に短いドライバーは狭い場所で重宝します。
無理すると割れやすい場所
エアクリボックスは意外と樹脂が薄いです。
特に以下は割れやすいです。
- 固定ステー部分
- 吸気ダクト根元
- フィルターカバー爪
冬場は樹脂が硬くなるので、暖かい日に作業する方が安全です。
まとめ
AF74Eエンジン搭載車のエアクリボックス脱着は、ボルトだけでなく、スロットル側バンドやホース類を外すのがポイントです。
特にAY01やAF77系はスペースが狭く、「引っかかって抜けない」と感じやすい構造になっています。
無理に引っ張るのではなく、角度を変えながら少しひねって抜くと外れやすいです。
作業難易度自体はそこまで高くないため、工具があればDIYでも十分対応可能でしょう。


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