旧車のセダンなどでリアウィンドウ後ろに取り付けられた“ピンク色の回転灯”を見かけることがあります。その正体や、元々の用途についてをわかりやすくまとめました。
回転灯の色には法律で定められた役割がある
日本では回転灯の色ごとに用途が法令で決まっています。たとえば消防車・救急車の赤色、作業車の黄色、防犯パトカーの青色、故障車の紫色などが定められています:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
この中に“ピンク色”は存在せず、公道で点灯させると灯火の色違反=不正改造に当たる可能性があります:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
ピンク回転灯は“非合法”?実は流用パターンが多い
Q&Aでは、ピンク灯を装着した一般車は「おつむが」など厳しく評価され、“違反”との声もありました:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
多くの場合、旧車やカスタム車オーナーが“目立つアクセサリーとして流用”しており、本来の意味や用途とは無関係です。
元々の回転灯の使い方と色別用途
以下に、車載回転灯の色と用途をまとめました。
色 | 用途 |
---|---|
赤 | 緊急自動車(パトカー/救急車/消防車) |
黄 | 道路維持作業用自動車(除雪車等) |
青 | 防犯パトロール車(青パト) |
緑 | 大型トレーラー誘導車等 |
紫 | 故障・停車車両の停止表示灯 |
ピンクはこの表に含まれず、公道での使用は違法となる可能性があります:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
旧車で見るピンク灯、実際にはどんなシーン?
車好きコミュニティやSNSでは「おしゃれ目的で装着」「イベント用」など、装飾的・ギミック的理由による使用が散見されます。
もちろん、故障灯(紫色)のように追突防止を目的とした合法使用も珍しくありませんが、紫とは明らかに異なる色味なので、ピンク灯は大抵“遊び心”によるものです。
違反になる可能性と注意点
赤・黄・青・緑以外の回転灯を点灯、あるいは公道で設置して走行することは、灯火色違反や不正改造となる可能性が高いです:contentReference[oaicite:4]{index=4}。
ピンク灯はその色ゆえに、観賞用・装飾用として使われがちですが、使用には十分注意が必要です。
まとめ
結論として、ピンクの回転灯は元々用途がある色ではなく、旧車やカスタム車で装飾として使われているケースがほとんどです。
回転灯は法令で色ごとに意味が定められ、公道での誤った使用は違法となるため、ピンク灯を使用する際は「装飾」であると明確に割り切る必要があります。
コメント