中古車を購入する際、メーターに表示される警告灯やインフォメーション表示は気になるポイントのひとつです。特にホンダ・フリードハイブリッド(平成26年式)で「iマーク(インフォメーション表示灯)」が点灯している場合、それがガソリンの残量と関係しているのか、故障や異常のサインなのか判断が難しいこともあります。本記事では、フリードハイブリッドのiマークが点灯する主なケースや、その対処法について詳しく解説します。
iマーク(インフォメーション表示灯)とは?
ホンダ車における「iマーク」は、警告灯の中でも「インフォメーション」の意味合いがあり、致命的なトラブルではないが、注意が必要な状態をドライバーに知らせるものです。
たとえば、以下のような状況で点灯することがあります。
- 点検時期の通知(エンジンオイル・法定点検など)
- ガソリン残量の低下
- ドアや給油口の半開き
- ナビやエンジン関連の軽微な通知
ガソリン残量が少ないとiマークも点灯する?
フリードハイブリッドでは、ガソリンのエンプティランプ(残量警告灯)が点灯する際に、同時にiマークが点灯するケースがあります。これは、ガソリン残量の減少が「インフォメーション事項」としても扱われているためです。
つまり、「ガソリンが空に近い状態でiマークが点灯している」場合、必ずしも故障や異常ではなく、単にガソリンが減っている通知である可能性が高いです。ただし、点灯条件は設定によって異なるため、取扱説明書の確認をおすすめします。
中古車購入時にiマークが点灯していた場合の注意点
展示されている中古車のメーターにiマークが点灯していると、「不具合があるのでは」と心配になる方も多いですが、次のような対応をとることで安心して判断できます。
- 販売店にiマークの原因をその場で確認してもらう
- ガソリンを給油してもらい、iマークが消灯するかを確認
- 車載メーターの情報(iボタン等)でメッセージ内容を確認
本当に異常があれば、エンジン警告灯やABSランプなどの「黄色や赤の警告灯」が併せて点灯する可能性が高いため、iマーク単独での点灯は多くの場合「注意」レベルです。
iマークを消すにはどうすればいい?
iマークが点灯した場合、以下の方法で消灯する可能性があります。
- 給油する(ガソリン残量が原因の場合)
- 点検整備を受け、メンテナンスリセットを実行
- 車載インフォメーションのガイドに従って「iボタン」で詳細を確認し、表示を消す
車両によっては、メンテナンス通知をリセットしないとiマークが消えないことがあります。そのため、整備工場やディーラーでのリセット操作が必要になることもあります。
まとめ:iマーク点灯は「注意」のサイン。原因を見極めて冷静に対応しよう
ホンダ・フリードハイブリッドでiマークが点灯した際は、まず「ガソリン残量」「メンテナンス時期」「車体の状態」などを落ち着いて確認しましょう。多くの場合、重大な異常ではなく、ユーザーに対する「通知」や「点検の案内」です。
中古車を検討中の場合は、販売店に表示内容の確認をお願いし、納得できる説明を受けた上で判断しましょう。点灯理由が明確であれば、安心して購入に進めるはずです。
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