スーパーカブ50カスタムのカスタムガイド：キャブ交換、エンジン磨き、スイングアーム交換、ダブルシート取り付けについて

スーパーカブ50カスタムは、その耐久性とシンプルなデザインで非常に人気のあるバイクですが、カスタムパーツやチューニングを加えることで、さらに自分好みのバイクに仕上げることができます。本記事では、スーパーカブ50カスタムのカスタマイズに関するよくある質問を取り上げ、それぞれの疑問を解決します。

キャブレター交換とセッティングについて

スーパーカブ50のキャブレターを交換する際の費用や注意点についてです。まず、キャブの交換代は、ショップによって異なりますが、一般的にはパーツ代と作業代でおおよそ2万円から5万円程度かかることが多いです。持ち込みの場合でも、セッティングや調整が必要なので、その分の費用も考慮しましょう。

キャブレター交換後のセッティングは非常に重要で、特にジェット類やニードルバルブの調整が必要です。これを怠るとエンジンのパフォーマンスが不安定になったり、燃費が悪化する可能性があります。ショップに頼む場合は、しっかりとしたセッティングをお願いすることをおすすめします。

エンジンの磨きは見た目を良くするだけでなく、エンジンの冷却効率を高める効果もあります。しかし、磨く際にはいくつかの注意点があります。まず、アルミパーツを磨く際には、過度に磨きすぎないようにしましょう。表面を傷つけると、後々のメンテナンスが難しくなる場合があります。

また、エンジン周辺に使用されるパーツは熱を発するため、磨きすぎて熱が篭ることがないよう注意が必要です。磨いた後は、エンジンの油汚れが残らないようにしっかりと清掃し、必要に応じて保護剤を塗布することをおすすめします。

スイングアームを交換する際は、まずリアタイヤを外し、チェーン、ブレーキ、スイングアームのボルトを取り外す必要があります。これにより、スイングアームが取り外しやすくなります。交換後は、同じ長さのスイングアームを選ぶことが重要ですが、アフターマーケットのパーツも豊富にあります。

例えば、長さやデザインにこだわる場合は、オリジナルと互換性のあるカスタムスイングアームを選ぶことができます。これにより、見た目の印象を大きく変えることができますが、交換時にはリアサスペンションの設定も調整が必要です。

ダブルシートを取り付けるためには、タンクやフレームを一部変更する必要がある場合があります。スーパーカブ50は元々シングルシートが標準装備なので、ダブルシートを取り付ける際には、シートレールやシート位置を調整する必要があります。

また、タンク部分を変更せずにダブルシートを取り付けることも可能ですが、その場合は、シート取り付け部にスペースがないため、シートやフレームの位置を変更するための加工が求められます。このため、カスタムシートや取り付けキットを利用するのが一般的です。

スーパーカブ50カスタムのカスタマイズは、見た目だけでなく、走行性能や快適性を向上させるための重要な手段です。キャブ交換、エンジン磨き、スイングアーム交換、ダブルシートの取り付けについて、それぞれに適切な部品と作業を行うことで、バイクの魅力を最大限に引き出すことができます。

自分で行うカスタムも可能ですが、専門のショップに依頼する場合は、しっかりと作業内容と料金を確認し、納得のいく仕上がりを目指しましょう。