高速道路で新しい車でも路肩に止まる原因とは?意外な故障とその対処法

車検、メンテナンス

高速道路を走っていると、最新モデルの車が路肩に止まっている光景を見かけることがあります。「新しい車なのにどうして?」と疑問に思う方もいるかもしれません。実は、車検をディーラー任せにしているような整備の行き届いた車でも、思わぬトラブルで走行不能になることがあるのです。

新しい車でも起こり得るトラブルとは?

一般的に新しい車は故障しにくいと思われがちですが、それでも以下のようなトラブルが発生することがあります。

  • パンク・バースト:タイヤの損傷は年式に関係なく突然起こります。
  • 電気系統の異常:センサー類の不調によりエンジン警告灯が点灯することがあります。
  • 燃料切れ:ハイブリッド車やEVでは残量表示の誤差が原因で起こることも。

これらは整備の有無にかかわらず発生する可能性があり、たとえ定期点検を受けていても予測できないケースもあります。

実例:新車でも止まってしまったケース

あるドライバーは、納車からわずか3ヶ月の新型SUVで高速走行中、突然のパンクに見舞われ路肩に緊急停車。スペアタイヤが積まれておらず、JAFを呼ぶしかありませんでした。

別の例では、最新の電気自動車(EV)が高温の影響でバッテリー異常を検知し、自動的に走行制限モードへ移行。後続車に危険と判断し、やむなく路肩で停車したという報告もあります。

新しい車の故障リスクを軽減する方法

トラブルを完全に防ぐことはできませんが、以下のような対応でリスクを下げることが可能です。

  • 出発前にタイヤの空気圧をチェック
  • バッテリーや冷却水などの基本点検を月1で実施
  • 万が一に備えてJAFなどのロードサービスに加入
  • スペアタイヤまたはパンク修理キットの有無を確認

特に長距離を走る前や、高速道路を使う場合は事前の準備が安心につながります。

高性能=無故障ではないという事実

たとえ車両価格が高く、高機能であっても、走行中に発生するトラブルはゼロではありません。センサー類が多い分、故障検知が敏感な車種も増えており、エラー表示だけで停止することもあります。

また、近年の車は「コンピュータ制御が前提」となっているため、軽微な異常でもドライバーが止まらざるを得ないように設計されています。

まとめ:誰にでも起こり得る路肩停止

高速道路で見かける路肩の停止車は、必ずしも整備不良とは限りません。最新モデルの車でも、タイヤ・電気系・気象条件・誤作動などで止まる可能性はあります。

重要なのは、「新しい=止まらない」と過信せず、自分の車も含めたあらゆるトラブルに備える心構えを持つこと。そうすれば、いざという時に落ち着いて対処できます。

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