レトロな雰囲気や独自のスタイルを演出するために、スーパーカブのヘッドライトを黄色にしたいという声は少なくありません。特にAA01型のカブはカスタムベースとしても人気があり、黄色いライトは個性を引き立ててくれます。この記事では、スーパーカブ50(AA01)のヘッドライトを黄色にする方法と、それに伴う注意点を解説します。
黄色いヘッドライトの合法性と車検基準
日本の道路交通法において、ヘッドライトの色は「白または淡黄色」であれば合法とされています。そのため、黄色い光(淡黄色)は問題なく使用できます。ただし、過度に濃い黄色やオレンジ、アンバーに近い色はNGとなる可能性があります。
原付バイクは車検がありませんが、警察の取り締まり対象になる可能性もあるため、適法範囲内でのカスタムが重要です。
ヘッドライトを黄色にする主な方法3選
ヘッドライトを黄色くするには以下のような方法があります。
- ① 黄色バルブに交換する:H4バルブの黄色タイプ(例:IPF、PIAA製)に交換する方法。手軽かつ確実に黄色発光が得られます。
- ② ヘッドライトフィルムを貼る:ヘッドライトレンズの外側に黄色フィルムを貼る方法。DIYでも可能ですが、均一に貼る技術が求められます。
- ③ スプレー塗装:レンズ内側やバルブ表面にイエロースプレーを塗る方法。失敗のリスクや光量低下の懸念があり、慎重な作業が必要です。
もっともおすすめなのは、車検対応の黄色バルブへの交換です。光量も確保でき、取り締まりにも安心です。
DIYで行う場合の注意点
バルブ交換:AA01の純正ヘッドライトバルブはBA20D型が主流ですが、モデルにより異なるため、事前にバルブ型式の確認が必要です。
フィルム貼付:熱に強い専用フィルムを選び、レンズ表面の油分や汚れをきれいに除去してから貼りましょう。バブルやしわが残ると見栄えが悪く、光の拡散にも影響します。
スプレー塗装:光を遮るほどの厚塗りや不均一な仕上がりは、安全性や視認性の低下に繋がります。保安基準を守るなら推奨される方法ではありません。
実例:スーパーカブを黄色ライトにしたユーザーの声
「IPFのイエローバルブに交換しただけで、夜道の見え方も変わり、雰囲気もレトロに。交換も15分程度で完了」といった声もあります。
一方、「スプレーで自作してみたが、光量不足で逆に危険を感じた」「警察に停められて指摘されたことがある」という体験談もあり、カスタムにはリスク管理が求められます。
どこでパーツを手に入れる?
黄色バルブやフィルムは、以下のような場所で入手可能です。
- Amazonや楽天市場などのネット通販
- バイク用品店(ナップス、2りんかんなど)
- ホームセンター(スプレーやフィルム類)
おすすめ製品例。
まとめ:安全・合法を意識したライトカスタムを
スーパーカブ50(AA01)のヘッドライトを黄色にする方法は複数ありますが、最もバランスが良くおすすめなのは「車検対応の黄色バルブへの交換」です。DIYカスタムは楽しさもありますが、保安基準や安全性を無視した方法では本末転倒になりかねません。
レトロなスタイルを追求しながらも、合法的かつ安全なカスタムを心がけて、楽しいスーパーカブライフを送りましょう。
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