車にナビ、ETC、バックモニターを取り付ける際、予算40万円でどこまで実現できるかは選ぶ製品や工賃により大きく異なります。ここでは、それぞれの費用相場と、40万円で満足度の高い装備が可能かを解説します。
カーナビの種類と価格帯
カーナビは大きく分けて「ディーラーオプションナビ」「市販ナビ」「スマホ連携型ナビ」の3種類があります。
たとえば、パナソニック製のフルセグ対応ナビ(CN-F1X10BD等)は本体価格で20万〜25万円、取付費用含めると30万円近くになる場合もあります。一方、7インチ前後のベーシックモデルなら10万円未満でも入手可能です。
ETCの相場とセットアップ費用
ETC本体は約5,000〜15,000円程度で、ETC2.0対応モデルになると2万円台になることも。
セットアップ費用や取り付け工賃を含めると、合計で1万5千円〜2万5千円が目安です。ディーラーでの取り付けでは若干割高になる傾向があります。
バックモニターの費用と取り付け例
バックカメラ本体は5,000円〜1万円前後ですが、モニター接続(ナビ連動や別モニター)や配線作業の工賃がかかるため、トータルで15,000〜30,000円程度になるケースが多いです。
ナビにカメラ入力がある場合は工賃を抑えられることもありますが、映像配線のルート取りにより費用は変動します。
総額で40万円は足りる?組み合わせ別試算
構成例 | ナビ | ETC | バックモニター | 合計費用 |
---|---|---|---|---|
高性能ナビ+ETC2.0+純正風カメラ | 25万 | 2万 | 3万 | 約30万円 |
中級ナビ+ETC+バックカメラ | 15万 | 1.5万 | 2万 | 約18.5万円 |
ベーシック+格安モデル中心 | 8万 | 1万 | 1.5万 | 約10.5万円 |
よって40万円あれば、かなり高性能な構成でも十分対応可能であり、ディーラーや専門店で丁寧な施工を依頼することも可能です。
実例:実際に装備を追加したユーザーの声
40万円を予算としてトヨタ車に9インチナビ+ETC2.0+バックモニター+前後ドライブレコーダーを同時装備した例もあり、「工賃込みで約36万円。予算内で収まり満足」との声もあります。
逆に「高性能ナビにこだわり、TV視聴やHDMI入力まで求めたら45万円になった」という例もあり、こだわりポイント次第ではオーバーの可能性もあります。
コストを抑えるコツ
- ナビとカメラ、ETCがセットになったパッケージ商品を選ぶ
- ネット購入+持ち込み取り付けで工賃を削減
- ETCやカメラは量販店(オートバックス等)でのセールを活用
まとめ:40万円あれば余裕を持って装備可能
ナビ・ETC・バックモニターの取り付けは、選ぶ製品と取り付け先により金額が変動しますが、40万円の予算があれば高性能なモデルでも十分装備可能です。
高品質を求める場合はディーラー、価格重視ならカー用品店やネット購入+取り付け店利用など、目的に応じてバランスよく選ぶことがポイントです。
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