教習所や免許センターでの場内コース受験を控えた方へ、カーブや狭路から本線に出るときのギアチェンジについての疑問と不安を解消するための記事です。
免許センター公式の走行指導内容
免許センターでは、カーブ前にじっくりブレーキで減速し、カーブ中はクラッチをつなぎっぱなしでアクセルを足に乗せる走行を推奨しています。
これは「走行中に不必要なギアチェンジや惰力走行をしない」ための指導で、安全走行を重視した採点基準に合致しています。
教習所での実際の動画と違い
YouTubeなどで教習所の場内走行動画を見ると、カーブ中はギアチェンジせず、細道路から本線へ出る際にギアチェンジを入れているケースがあります。
実際に教習所では荷重移動や加速への準備として「細めの道→本線の直線」など加速を意識する場所ではギアチェンジ操作を行うことがあります。
減点対象になる?審査基準と具体例
教習・試験において“惰力走行エンブレ”の項目で減点対象になるのは、ギアチェンジの前後でクラッチ切ったまま惰力走行したとき(場内:5点)や、ブレーキ前にクラッチ切る行為が含まれます:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
つまり、ギアチェンジ自体は減点対象ではありませんが、ブレーキの後にクラッチ切ったままスピードが落ちすぎたり惰力状態になると減点される恐れがあります。
適切なギアチェンジタイミングとは
カーブ時はクラッチ繋ぎっぱなしでアクセル制御をするのが基本です。
細道から本線に出る加速区間では、軽くアクセルを踏んで速度を整え、必要ならクラッチ切ってギアを上げても問題ありません。
ただし、カーブ手前で強くクラッチを切って惰力走行になると減点対象となる可能性があります。
教習所・試験に向けたQ&A
Q. カーブ中にギアチェンジしなかったら大丈夫?
A. はい。カーブ中は2速や3速などのギア維持が基本です。
Q. 細道→本線への切り替えでギアチェンジしても減点される?
A. ギアアップ自体は減点されません。ただし減速状態で惰力になると5点減点の対象になる可能性があります:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
実践!減点を避ける走り方
- カーブ前:しっかりブレーキして速度を落とし、クラッチは繋いだままに。
- カーブ中:アクセルで軽く車速を維持し、シフト操作は控える。
- 直線加速区間では、適切な距離とタイミングでギアアップして加速。
こうしたリズムを意識すると、惰力走行も避けられ、かつスムーズな走行になります。
まとめ
免許センターが指導する「カーブ時はギアチェンジせずアクセル足踏み」方針は、安全で減点が少ない走りの基本です。しかし、教習所や動画で見られるように、細道から本線への加速区間ではギアアップもOK。
重要なのは「クラッチ切ったまま惰力で走らない」「カーブ中はギア維持」「加速直線ではスムーズなギアチェンジ」。これらを意識すれば、減点の心配なく場内走行をクリアできます。
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