スーパーカブ110・Liteコンセプトのような原付二種に乗ることを目標に、原付免許を取得したいと考えている方は多いでしょう。今回は、原付免許の取得費用や流れ、そして注意すべきポイントをまとめました。限られた予算の中でも確実にステップを踏んで免許を取得し、安全なバイクライフをスタートするための参考にしてください。
原付免許の取得費用は本当に8,000円前後なのか?
原付免許の取得費用は、全国平均で約8,050円と言われていますが、実際には地域の公安委員会によって若干異なります。たとえば東京都では収入印紙代や試験手数料などを含めて8,300円前後になる場合があります。
この費用に含まれるのは、
- 受験手数料(通常1,500円前後)
- 講習料(4,000~5,000円程度)
- 交付手数料
などです。必要書類や本人確認書類の提出が必要になります。
原付免許取得の流れ
免許を初めて取得する人が原付免許を取る場合、以下の流れで進みます。
- 住民票・本人確認書類を持参し運転免許試験場へ行く
- 適性検査(視力や色彩識別)を受ける
- 学科試験(50問、合格ライン45点以上)を受験
- 合格後、安全講習(実技含む)を受ける
- 即日、または後日に免許証が交付される
学科試験は中学校程度の交通ルールに関する内容なので、事前に対策本やアプリで勉強しておくと安心です。
原付免許で乗れるバイクとスーパーカブ110の関係
原付免許(原動機付自転車第一種免許)で乗れるのは、排気量50cc以下のバイクまでです。スーパーカブ110は110ccであり、これは原付二種(普通二輪小型限定)に該当します。
つまり、原付免許ではスーパーカブ110には乗れません。もしスーパーカブ110に乗りたい場合は、普通自動二輪小型限定免許(AT限定も可能)を取得する必要があります。
原付免許と小型限定二輪免許の違いと費用
原付免許は試験場で完結し、費用も1万円未満で済むのに対して、原付二種(110ccなど)に乗るには教習所へ通う必要があります。
小型二輪(AT限定)の教習所費用は地域や教習所によって異なりますが、おおよそ10万円前後が相場です。安く済ませたいなら、教習所のキャンペーンや合宿コースを利用するのも一つの方法です。
免許取得後の維持費とバイク選びのポイント
原付バイクを所有する場合、免許取得後にかかる費用として以下のようなものがあります。
- 自賠責保険(5年契約で1万円前後)
- 任意保険(加入推奨、年間1万円~)
- ヘルメットやロックなどの用品
- ガソリン代やメンテナンス費
費用を抑えながらも安全に運転できるバイク選びも重要です。見た目のかわいらしさで人気の「スーパーカブ」シリーズは燃費が良く、初心者にも扱いやすい車種としておすすめです。
まとめ:まずは「何ccのバイクに乗りたいか」を明確に
原付免許は費用も安く取得までのハードルが低いですが、スーパーカブ110のような110ccバイクには乗れないという点に注意が必要です。
もし目的がスーパーカブ110での移動であれば、少し費用がかかっても小型限定二輪免許の取得を検討しましょう。免許取得費用やバイクの維持費は、将来的な便利さと安心感を考えれば決して高くありません。
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