ホンダ シビック e:HEVのナビで動画視聴は可能?通信やアプリ対応の実態を徹底解説

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ホンダ シビック e:HEV(2024年マイナーチェンジモデル)に搭載されるナビは、GoogleのAndroid Automotive OSをベースにしており、従来のカーナビとは一線を画す高度な機能を備えています。では、実際に動画アプリの利用や通信環境の整備はどこまで可能なのでしょうか?この記事ではその疑問にお答えしていきます。

Android Automotive搭載ナビの基本仕様

シビック e:HEVに搭載されているGoogle内蔵ナビは、Googleマップや音声アシスタントなどの基本機能が使える「Android Automotive OS」によって動作しています。これはスマホのAndroidとは異なり、車載用に最適化されたプラットフォームです。

初期状態ではGoogle Play ストアが制限されており、アプリの自由なインストールには制限があります。基本的にはGoogleが許可したアプリのみが使用可能で、動画配信サービスは含まれていないのが現状です。

通信手段はSIMではなくテザリングが基本

シビック e:HEVのナビにはSIMカードスロットは搭載されていません。そのため、Googleマップなど通信を必要とする機能を使うには、スマートフォンのテザリングを利用する必要があります。

注意点:テザリングを使用する場合、車に乗るたびに接続操作が必要になることがあります。機種によっては自動接続設定も可能です。

ナビ単体での動画アプリ利用は不可

現時点では、YouTubeやAmazonプライム・ビデオ、U-NEXTといった動画配信アプリをナビに直接インストールして視聴することはできません。Google Play ストアが開放されていないため、ユーザーが任意のアプリを追加できない仕様です。

そのため、動画視聴を希望する場合は別の外部デバイスの活用が必要です。

オットキャストなどのミラーリングデバイスを活用

「オットキャスト(Ottocast)」などのAndroid Auto用ワイヤレスアダプターを使えば、スマートフォンと車のディスプレイをワイヤレスで接続し、スマホ上のYouTubeなどを視聴することが可能になります。

ただし、走行中の視聴は安全面から制限されている場合があるため、ドライブ前に確認が必要です。助手席モードや停車中専用などの制限がある製品も多く、仕様はよく確認しましょう。

代替手段としてのポータブルデバイス設置

もう一つの方法として、ポータブルディスプレイやiPadなどのタブレットを車内に設置する方法もあります。これにより、ナビとは独立して動画を視聴できます。

ポータブルWi-Fiやスマホのテザリングを使えば通信環境も整うため、後部座席で家族や同乗者が動画を楽しむ環境を構築できます。

まとめ:ナビ単体では動画は不可、外部デバイスの活用がカギ

ホンダ シビック e:HEVのGoogle搭載ナビは非常に高機能ですが、現時点では動画視聴用アプリのインストールはできません。テザリングで通信環境は確保できますが、動画を楽しむにはオットキャストのような外部デバイスやタブレットの導入が必要です。

視聴方法や用途に応じて、最適な手段を選び、安全に楽しいカーライフを送りましょう。

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