バイクの燃料系トラブルで「リザーブに切り替えないとエンジンがかからない」「走行中に回転数が上がらない」といった症状はよくあります。この記事では、GSX1100Sのようなバイクで起こる燃料系のトラブルの原因とその対応方法について詳しく解説します。
リザーブ切り替えのタイミングと原因
質問者様が述べているように、満タンで走行中に燃料切れを起こし、リザーブを切り替えたところエンジンがかかり、その後は問題なく走行できたという症例。燃料タンク内にはまだ4L程度の余裕があったとのことですが、これは単純に「燃料切れ」ではなく、燃料供給システムに問題がある可能性も考えられます。通常、リザーブの切り替えは燃料が残り少なくなった際に行いますが、満タンの状態でもリザーブが必要になることはほとんどありません。
原因としては、燃料タンク内のフィルターが詰まっている、またはキャブレターの供給不良などが考えられます。これにより、通常の供給がうまく行われず、リザーブタンクの燃料を使用しないとエンジンが始動しないことがあります。
キャブレターと燃料供給系の確認
GSX1100Sのような車両で、キャブレター車両は特に燃料供給系に注意が必要です。走行距離が長くなるにつれて、燃料ラインやキャブレターに汚れやゴミが溜まり、燃料供給がスムーズに行かない場合があります。これにより、燃料が完全に供給されず、エンジンが動作不良を起こすこともあります。
解決方法としては、まず燃料タンク内のフィルターを点検し、詰まりや汚れがないかを確認することが重要です。また、キャブレターの清掃も有効な対策です。定期的にキャブレターを分解して清掃し、メンテナンスすることで、燃料供給系のトラブルを防ぐことができます。
ガソリンの種類と劣化にも注意
ガソリンが古くなると、揮発性が低下しエンジンに供給される燃料が不完全になる場合があります。特に長期間同じガソリンを使用している場合、燃料の劣化や水分が混入することがあります。これが原因で、エンジンが不調になることがあります。ガソリンが劣化している場合は、早急に新しいガソリンに交換することが推奨されます。
また、冬季など気温が低い時期には、ガソリンが凍結してしまうこともあります。これを防ぐためには、燃料を適切に保管し、長期間使わない場合にはガソリン添加剤を使用することが有効です。
まとめと修理対応の必要性
リザーブタンクを使用しないとエンジンがかからない問題は、単なる燃料切れではなく、燃料供給系のトラブルが原因の可能性が高いです。まずは、燃料タンクやキャブレターの点検を行い、必要であれば清掃や交換を行いましょう。ガソリンの劣化にも注意し、長期間の使用を避けるために適切なメンテナンスを行うことが重要です。
もし自分での点検が難しい場合は、バイクショップに依頼して詳細なチェックを受けることをお勧めします。春先のツーリング前に、万全の状態でバイクを走らせるためにも早めの対応を心がけましょう。


コメント