近年の軽自動車は急速に電装化が進み、かつての車と比べて装備や機能が大きく変わりました。特にCDプレイヤーやドライブレコーダーといった装備は標準装備ではなくなり、必要に応じて後付けするケースが増えています。2020年製のスペーシアカスタムに乗り換えた際の注意点と対応策を解説します。
CDプレイヤーは後付けできるのか?
現在のスペーシアカスタムには、標準でCDプレイヤーが搭載されていないグレードも多くあります。しかし、CDで音楽を聴きたい方にとっては悩ましいポイントです。
純正CDプレイヤーを後付けすることは可能ですが、ディーラー経由で取り寄せ・取付が必要です。また、ディスプレイオーディオやナビと一体化されている場合、別体型のCDユニットを装着する方式になります。
社外品のオーディオユニットに交換する方法もあります。例えば、2DINサイズのCD/USB/Bluetooth対応のオーディオを取り付けることで、CD再生を含めた多機能化も可能です。
CD再生を可能にする実用的な選択肢
- ディーラー純正CDユニット:安心・保証ありだが費用は高め(取付含め3〜5万円)
- 社外オーディオユニット:安価で多機能(製品代+工賃で2〜4万円程度)
- ポータブルCDプレイヤー:USBまたはAUX接続対応で、1万円未満の製品も存在
設置の自由度や音質、車内インテリアとの統一感も加味して選ぶのがおすすめです。
ドライブレコーダーの必要性と選び方
スペーシアカスタムには、標準でドライブレコーダーが搭載されていないケースもあります。そこで「前後のみ」か「全方位(360度)」かを選ぶ必要があります。
一般的には前後カメラで十分とされています。追突や事故などは大半が前後から起きるため、コストパフォーマンスも高いです。
一方、360度カメラは側面や車内の状況も記録できるため、駐車場でのトラブルやあおり運転の証拠には有効です。ただし、価格は3〜6万円とやや高めです。
おすすめのドライブレコーダー構成
- 街乗り中心&コスト重視:前後カメラ(例:コムテック ZDRシリーズ)
- 子育て・通勤・防犯重視:360度+リア(例:カーメイト d’Action360シリーズ)
- ディーラー取付希望:純正用品またはパナソニック製などの提携製品
取り付け工賃は1万〜2万円前後が目安で、購入時に一緒に依頼すると割引になることもあります。
実際に取り付けた人の声と注意点
CDプレイヤーを後付けしたオーナーの多くは、「やっぱりCDで聴く安心感がある」「ディーラーでまとめて設置して正解だった」と感じています。
ドライブレコーダーについても、「前後だけでも十分だった」「360度は安心だけどやや高い」といった声が多く、使用目的と予算に応じた選択が成功の鍵となります。
まとめ:快適なカーライフのために計画的な装備を
CDで音楽を楽しみたい方や、安全面を強化したい方にとって、中古車購入後の装備の選択はとても重要です。純正にこだわるか、コスパを求めるかを明確にして選べば、より満足のいくカーライフが実現できるでしょう。
不安がある場合は、スズキ公式サイトやディーラーに相談するのも良い選択です。
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