大学生や専門学生の中には、「自分の車が欲しい」と考える人も多くいます。しかし、車は購入費だけではなく、保険料、税金、車検、ガソリン代、修理費など継続的なお金が必要になるため、購入前に総合的に考えることが大切です。
この記事では、21歳の学生でアルバイト収入が月4〜9万円、貯金90万円ある場合を例に、中古車75万円を購入する際の費用や注意点、無理のない判断方法について解説します。
中古車75万円を現金購入すること自体は無謀なのか
中古車75万円を購入する場合、単純に考えると貯金90万円の大部分を車に使うことになります。車両代だけを見ると購入できる金額ですが、購入後に残るお金が少ない点には注意が必要です。
車を購入すると、車両価格以外にも名義変更費用、自動車保険、税金、メンテナンス用品などの費用が発生します。購入直後から数万円〜十万円以上の出費になることもあります。
例えば、75万円の車を購入した後に貯金が15万円しか残らない場合、急な故障やタイヤ交換などが発生すると、アルバイト代だけでは対応が難しくなる可能性があります。
学生が車を持つ場合に必要な維持費
車は買った後にも毎月または毎年お金がかかります。特に21歳の場合、自動車保険料が高くなりやすいため、購入前に維持費を計算しておくことが重要です。
主な維持費には、ガソリン代、自動車保険料、駐車場代、自動車税、車検費用、オイル交換や修理費などがあります。車種や使用頻度によって変わりますが、年間で数十万円程度必要になることも珍しくありません。
例えば、毎月のアルバイト収入が6万円の場合でも、ガソリン代や保険料で2万円以上かかると、自由に使えるお金は大きく減ります。車を維持できるかどうかは、購入費よりも毎月の負担を見ることが大切です。
21歳学生で車を購入するメリット
学生のうちに車を持つことにはメリットもあります。行動範囲が広がり、通学、アルバイト、旅行、趣味など生活の自由度が大きく向上します。
また、車の管理やメンテナンスを経験することで、社会人になってから役立つ知識が身につくこともあります。中古車であれば、多少の傷や汚れを気にせず運転経験を積めるというメリットもあります。
例えば、公共交通機関が少ない地域に住んでいる場合、車があることでアルバイト先の選択肢が増えたり、日常生活が大きく便利になったりすることがあります。
親が反対する理由と確認すべきこと
親が車購入に反対する理由として多いのは、事故や維持費への不安です。特に21歳前後は運転経験が少なく、保険料も高いため、親から見ると心配になるケースがあります。
また、車を買うこと自体よりも、「購入後に維持できるのか」「故障した時に対応できるのか」という点を心配している場合があります。
購入を相談する際は、「欲しいから買う」だけではなく、毎月の維持費はいくらかかるのか、故障時のお金はどうするのかなど具体的な計画を示すことで理解を得やすくなります。
購入前に確認したい中古車選びのポイント
75万円程度の中古車を購入する場合、車両価格だけではなく車の状態をしっかり確認することが重要です。同じ価格でも、年式、走行距離、整備履歴によって今後必要になる修理費は大きく変わります。
購入前には、車検の残り期間、タイヤの状態、整備記録、修復歴の有無などを確認しましょう。安く購入できても、すぐに大きな修理が必要になると負担が増えてしまいます。
例えば、車両価格が60万円でも購入後に修理で20万円かかる車より、75万円でも状態の良い車を選んだ方が結果的に安く済む場合があります。
学生が車を買うなら貯金はいくら残すべきか
車購入では、貯金をすべて使い切らないことが大切です。生活費や急な出費に対応できる余裕を残しておくことで、車を安心して維持できます。
目安としては、車購入後もある程度の予備資金を残しておくことが望ましいです。特に学生の場合、アルバイト収入は勤務状況によって変動するため、余裕を持った計画が必要です。
例えば、貯金90万円のうち75万円を車に使うより、購入時期を少し遅らせて貯金を増やし、購入後も30万円以上の余裕を残せる状態にする方が安心してカーライフを楽しめます。
まとめ
21歳学生で貯金90万円があり、75万円の中古車を購入することは、車の使い方や生活環境によっては可能な選択肢です。しかし、車両価格だけで判断すると購入後に苦しくなる可能性があります。
重要なのは、購入後の保険料、ガソリン代、税金、修理費などを含めて維持できるかを考えることです。貯金をほぼ使い切る購入方法はリスクがあるため、余裕を持った資金計画がおすすめです。
車を持つことで得られる便利さや経験は大きなものですが、自分の収入で無理なく維持できる車を選ぶことが、長く楽しく乗るための一番のポイントです。


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