最近話題になっているのが、オートマチックかつ自動追従機能付きの高機能バイクです。一方で「それならオープンカーでいいのでは？」という声もあります。では、バイクとオープンカー、それぞれの利点やライフスタイルに合った選び方について考えてみましょう。
オートマチック＆自動追従バイクの進化
近年、Hondaの「DCT」やYAMAHAの「Y-Connect」、BMWの「ACC（アダプティブクルーズコントロール）」など、バイクにも自動化・快適性の波が押し寄せています。特に大型ツアラーや高級スクーターを中心に、変速操作を不要にしたモデルが増えています。
例えば、ホンダの「NC750X DCT」はDCT（デュアル・クラッチ・トランスミッション）を搭載し、快適なクルージングを実現しています。渋滞や長距離走行でも左手が疲れにくいのが魅力です。
バイクとオープンカーの“解放感”の違い
バイクの魅力としてよく言われる「風を切って走る爽快感」は、確かに装備次第で薄れることがあります。ヘルメット、プロテクター、長袖・長ズボンは安全上必須。しかし、こうした装備をしていても、ライダーの身体にダイレクトに風や気温が伝わる感覚は、クルマでは味わえません。
対してオープンカーは、屋根がないとはいえシートや空調に守られています。ヘルメットも不要。快適性ではオープンカーに軍配が上がるシーンも多いでしょう。
真夏のライディングは地獄？
真夏の短パン・半袖でのライディングは命取りになりかねません。特にアスファルトの照り返しとエンジン熱で「灼熱地獄」になります。快適性と安全性を両立するには、メッシュジャケットやエアフローパンツなどの夏向けライディングギアが重要です。
また、自動追従機能付きのモデルなら、渋滞時のストップ＆ゴーでも快適性が高まり、暑さや疲労の軽減にも一役買います。
オートマチックバイクのメリット・デメリット
メリット：
- 渋滞や市街地走行で疲れにくい
- 発進・停止がスムーズで初心者にも安心
- 近年のモデルでは加速性能や制御も進化
デメリット：
- 走行の“ダイレクト感”が薄れると感じる人も
- 車両価格がやや高めになりやすい
- 一部で修理費が高くなる傾向も
結局どっちがいい？ライフスタイルで選ぶ視点
週末のワインディングや通勤に使いたいなら、軽快なオートマバイクは強い味方です。駐車スペースや税金の面でも有利。一方、雨の日でも快適に過ごせて同乗者を乗せられる点ではオープンカーが便利です。
もしあなたが「一人の時間を自由に楽しみたい」「バイクならではの操る楽しさも味わいたい」と考えるなら、オートマチックバイクでも十分に“乗る喜び”は感じられるでしょう。
まとめ：快適さと爽快感、あなたの重視するポイントは？
オートマチックかつ自動追従機能付きのバイクは、従来のバイクのイメージを覆す快適さを提供しています。一方で、装備や気象条件に左右されやすく、完全に快適とは言い切れない面もあります。
オープンカーとの比較で悩むなら、「走ること」への思い入れが強いか、「快適性・汎用性」を求めるかが分かれ道になります。あなたのライフスタイルに合った一台を選ぶことが、長く楽しい乗り物ライフへの第一歩となるでしょう。
コメント