PCX125はスタイリッシュなボディと高い実用性から、多くのライダーに愛されている原付二種スクーターです。その美しいシルエットに個性を加える手段として、LEDテープの装着が人気を集めています。この記事では、初心者でも安心して取り組めるPCX125へのLEDテープ取り付け方法を、注意点や事例を交えながら紹介します。
LEDテープとは?選び方のポイント
LEDテープは柔軟な基板に小型のLEDが並んでいるもので、ボディの曲面にもフィットしやすいのが特徴です。DC12V対応、防水仕様、カット可能なタイプを選ぶと、PCX125のカスタムに適しています。
例:Amazonやカー用品店では、汎用12V LEDテープ(1mあたり1000円前後)が販売されており、防水等級IP65以上の製品が人気です。
取り付けに必要な道具と準備
取り付けには以下の道具があると便利です。
- プラスドライバー、内張りはがし
- ギボシ端子、ハンダまたは配線コネクタ
- テスター(電圧確認用)
- 配線チューブ、絶縁テープ
- LEDテープと両面テープ、または接着剤
作業はバッテリーを外した状態で行うのが安全です。配線の取り回しや固定も事前にシミュレーションすると失敗が減ります。
LEDテープの取り付け手順(初心者向け)
① 配線ルートを決め、仮固定:点灯後の見え方も意識して配置。防水処理のため車体の水がかかりにくい場所が望ましい。
② 電源の確保:基本的にはACC電源(キーONで通電)から取り出します。ヒューズボックスやヘッドライト配線から分岐するのが一般的です。
③ アースの接続とLED点灯テスト:誤接続がないか、配線ショートがないかを必ず確認。
④ 本固定・絶縁:配線をまとめ、テープ・タイラップ等で固定。絶縁処理は念入りに。
トラブルを防ぐための注意点
- バッテリーへの負荷:長時間の点灯はバッテリー上がりの原因になるため、イルミON/OFFスイッチの設置が推奨されます。
- 法令遵守:赤・青などの点滅LEDや前照灯と誤認される配置は禁止されているため、色と位置に注意が必要です。
- 熱によるはがれ:エンジン付近に取り付ける場合、耐熱接着剤を使うと安定します。
実例紹介:初心者が取り付けた成功例
例1:20代男性 初心者、2時間で取り付け完了。「電源取り出しに迷ったがYouTubeを参考に成功。夜間走行が楽しくなった」とのこと。
例2:主婦ライダー、配線初心者。「カー用品店で配線セットを購入。店員に相談しながら設置できた」と報告。
まとめ:PCX125はLEDテープで手軽にドレスアップ可能
PCX125へのLEDテープ取り付けは、初心者でもチャレンジ可能なカスタムです。電装系に慣れていない方でも、基本的な知識と丁寧な手順を守れば、安全かつおしゃれにカスタムが楽しめます。
注意すべきポイントは、配線の安全性、法令遵守、電源の取り出し方。これらを意識することで、愛車がさらに魅力的になります。
DIY初心者の方でもこの記事を参考に、ぜひLEDカスタムに挑戦してみてください。
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