個性を追求したい車好きの間で人気の「ランボドア(シザードア)」。その名の通り、ランボルギーニのように上に跳ね上がるスタイルのドアで、カスタム界ではインパクト抜群のアイテムです。特にマツダ・ロードスターのようなスタイリッシュなスポーツカーに装着することで、唯一無二の存在感を演出できます。本記事では、ロードスターにランボドアを取り付けるためのポイント、費用相場、信頼できる施工ショップの選び方について詳しく解説します。
ランボドアの基本構造と取り付け条件
ランボドアは、通常のヒンジ(蝶番)を専用の垂直開閉式ヒンジに変更することで、ドアを上に開閉させる仕組みです。多くはボルトオン式のランボドアキットを使用しますが、車種ごとの設計精度やヒンジ構造の違いにより、溶接や加工が必要な場合もあります。
ロードスターはボディ剛性が高く、比較的カスタムベースとして人気がありますが、年式や型式によってはドアの重量や開閉角度に注意が必要です。車体加工が必要になるケースもあるため、プロショップでの施工が推奨されます。
ランボドアキットの費用相場
ランボドアキットの価格は品質や車種専用か汎用かによって異なりますが、おおよそ10万円〜30万円が相場です。これに加えて取り付け工賃が発生し、
- 簡易ボルトオンタイプ:約5〜10万円
- 溶接・加工が必要な本格施工:約15〜25万円
つまり、総額で20万円〜50万円程度を見ておくと良いでしょう。高品質なパーツを選ぶことで、開閉のスムーズさや安全性も向上します。
ロードスターに対応したおすすめランボドアキット
国内外のメーカーからロードスター対応キットが販売されています。特に人気なのは以下のブランドです。
- VERTICAL DOORS INC(USA):信頼性と耐久性に定評あり
- KGS Japan:国産車向け設計で精度が高い
- LSD(Germany):TÜV認証済み、安全性重視
適合性や施工実績を事前に確認した上で選びましょう。
ランボドア施工におすすめのショップ
全国にはランボドア施工の実績が豊富なカスタムショップがあります。以下のような要素を基準に選ぶと安心です。
- 施工実績が多く、ブログやSNSで施工事例を公開している
- ドアの調整技術に優れ、開閉トラブル時のアフターサポートがある
- 溶接や板金加工などの設備が整っている
たとえば、Auto Styleや、関東・関西圏の有名カスタムプロショップが該当します。
ランボドアにする際の注意点と日常使用のコツ
ランボドアは見た目のインパクトだけでなく、実用性にも関わります。特に狭い駐車場での乗り降りが楽になるというメリットがある一方、以下のような注意点もあります。
- ドアが重くなり、開閉に力が必要な場合がある
- ヒンジの定期メンテナンスが必要
- 事故時の修理費用が高くなる可能性
普段使いを重視するなら、90度開閉できる可動範囲の広いヒンジを選ぶと使いやすくなります。
まとめ|ロードスターにランボドアを導入するなら準備と下調べがカギ
ロードスターにランボドアを装着することは、技術的にも費用的にも実現可能です。見た目のインパクトを求めるだけでなく、施工後の使いやすさや安全性も意識して計画を立てましょう。
信頼できる施工ショップを選び、見積もりや施工内容について十分に相談することが成功の鍵です。自分だけのスタイルを実現する第一歩として、ランボドアカスタムを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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