ヤマハJOG(型式SA36J)は通勤・通学など日常使いに最適な人気の原付スクーターです。定期的なギアオイル交換はスムーズな駆動と長寿命化のために非常に重要ですが、交換時に必要なドレンパッキンの品番や入手方法が分からず困るケースも少なくありません。
SA36Jに適合するドレンパッキンの基本情報
SA36Jのギアオイルドレンボルトには、ヤマハ純正の銅製ガスケット(いわゆるドレンパッキン)が使用されています。純正パーツの品番は以下の通りです。
品番:90430-10171(サイズ:内径10mm × 外径16mm)
この品番はヤマハの原付〜125ccスクーター系で広く共通して使われており、信頼性が高く、安心して使用できます。
どこで購入できるのか?
純正パッキンは以下の場所で入手可能です。
- ヤマハの正規バイクディーラー
- オンラインパーツショップ(例:ウェビック、モノタロウ、楽天市場)
- Amazonで「ヤマハ ドレンパッキン 90430-10171」と検索
複数枚セットで安く販売されていることが多いため、予備として数枚持っておくと便利です。
社外品でも対応可能か?
社外品として、同等サイズの10mm用銅ガスケットで代用可能です。ただし、厚みや密着性に微妙な差がある場合があるため、できるだけ純正品を選ぶのが望ましいです。
どうしても純正が手に入らない場合は、「10×16×1.5mm」あたりの寸法に合致するもので、耐熱性・耐圧性のあるパッキンを選びましょう。
ドレンパッキン交換時の注意点
パッキンは基本的に使い捨てが原則です。再利用するとオイル漏れの原因になりますので、ギアオイル交換ごとに必ず新しいものを用意してください。
また、取り付けの際は適正トルク(目安は10N・m前後)で締めることが重要です。締め過ぎるとネジ山を痛めたり、パッキンが変形して密着不良を起こす原因になります。
ギアオイルとパッキンの交換頻度
ヤマハの取扱説明書では、ギアオイルの交換は5000kmごとまたは1年ごとを推奨しています。特に高温や負荷がかかる走行が多い場合は早めの交換が安心です。
交換時には必ず新品のパッキンを使い、確実な密閉を心がけましょう。小さな部品ですが、トラブルを未然に防ぐ重要なポイントです。
まとめ:安心整備のために純正パッキンを準備しよう
ヤマハJOG(SA36J)のギアオイル交換には、純正品番90430-10171のドレンパッキンが推奨されます。入手も簡単で、正しい使い方をすればオイル漏れを防ぎ、愛車の寿命も延びます。
これからギアオイル交換をする予定の方は、ぜひこの記事を参考にして、安全かつ確実な整備を行ってください。
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