V37スカイラインにキャンバーを付けることで、車両の見た目や走行性能を向上させることができます。特に、リアとフロントで異なるアームやパーツを使用して調整を行う場合、適切な部品選びと取り付け方法を理解しておくことが重要です。今回は、V37スカイラインでのキャンバー調整の方法や、フロントとリアの調整に必要なパーツについて詳しく解説します。
1. キャンバー角の調整方法とは?
キャンバー角とは、車輪が車両の垂直線に対してどの程度傾いているかを示す角度です。通常、キャンバー角は-2度から+2度の範囲で調整されることが多いですが、走行性能や見た目の好みによって、もっと大きな角度をつけることもあります。
キャンバー角を大きくするには、リアとフロントのアーム、ナックル、キャンバーボルトなどを変更して調整する必要があります。特に、キャンバー角が10度と大きい場合、適切なパーツ選びと取り付けが重要です。
2. フロントキャンバー調整の難易度
質問者様が使用しているティーディメンドのナックルやアッパーマウントに関して、10度のキャンバー角を実現するのは確かに難易度が高いと言えます。通常、車高調整やナックルの変更だけでは、極端なキャンバー角をつけることはできません。
フロントキャンバーを大きく調整するためには、アッパーマウントの角度を変えるか、キャンバーボルトを利用して角度を調整する必要があります。しかし、車高調整だけでは理想的なキャンバー角を実現するのは難しい場合が多いため、追加のパーツが必要です。
3. フロントにキャンバーボルトは使えるのか?
質問者様が気になっている「フロントにキャンバーボルトを使いたい」という点ですが、V37スカイラインにはキャンバーボルトを使用できる車両もありますが、すべてのモデルに対応しているわけではありません。キャンバーボルトを使用することで、車両のキャンバー角を微調整することができますが、10度のキャンバー角を実現するためには、かなりの調整幅が必要です。
キャンバーボルトは主に、少しのキャンバー角調整を行いたい場合に有効です。10度という大きなキャンバー角をつけるには、より強力なアームやナックル交換を検討する必要があるかもしれません。
4. キャンバー調整におすすめのパーツとその選び方
V37スカイラインのキャンバー調整には、以下のようなパーツが役立ちます。
- フロントアーム:ティーディメンドやメーガンのようなフルアームセットは、キャンバー角を大きく調整できるため、特にリアのキャンバー角を大きくする際に有効です。
- ナックル交換:ナックルを交換することで、フロントキャンバー角を大きくすることができます。ティーディメンドのナックルは信頼性が高いですが、交換することで走行性能も大きく変化します。
- アッパーマウントの調整:アッパーマウントを調整することで、車高調整と同時にキャンバー角を微調整することができます。特にフロントでキャンバー角を大きくしたい場合、アッパーマウントの調整が有効です。
5. まとめ
V37スカイラインで10度のキャンバー角を実現するためには、適切なパーツ選びが重要です。フロントキャンバーはアッパーマウントやナックル、キャンバーボルトなどで調整できますが、10度という大きな角度をつけるには、フロントアームやナックルの交換が必要になることがあります。
キャンバー角を大きくすることで車両の見た目や走行性能が大きく変わりますが、調整には慎重さが求められます。パーツ選びや取り付けをしっかりと行い、安全に走行できるようにしましょう。
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