CB750K ウインカーのアースコードどれを選ぶ?電流容量から最適サイズを解説

カスタマイズ

CB750Kのウインカー用アースコード選びに迷っていませんか?コード径と電流容量は密接に関わります。本記事では実際の電流測定や安全マージンを踏まえて、最適なサイズ選定の方法を丁寧に解説します。

ウインカー絞り込み:必要な電流はどれくらい?

まず、実際にCB750Kに使われているウインカー球(12V21W)1灯あたりの電流は約1.75Aです。同時に左右点灯しても最大で3.5Aと見積もれます。

安全を見越して余裕を持った許容電流を考えるのが選定の基本です。

電線サイズと許容電流の関係

一般的な銅線AWG(ゲージ)や日本JIS番号との比較では、以下のようになります。

線径 許容電流(目安)
0.75 sq(AWG18) 約7 A
1.25 sq(AWG16) 約11 A
2.0 sq(AWG14) 約17 A

CB750Kのウインカー用途なら0.75 sqでも十分余裕ありと言えます。ただし、長さや接続部の抵抗増加にも注意が必要です。

実例で見るコード選定

実際に車体後部から前部まで約1.5mの配線を想定したケース。

・0.5 sqだと抵抗値が高く、スイッチへの戻り電圧が低下して動作不安定になる恐れあり。

・0.75 sqを用いた場合、電圧降下は約0.2V程度であり、実用上問題ありません。余裕を見て1.25 sqに上げればさらに安心です。

メーカー・補修パーツ選びのヒント

補修用のアースコードは、色付きや被覆品質の違いもあります。耐熱性が高いPVCやシリコン被覆製品がおすすめです。

実店舗・通販では「0.75 sq 黒 アース線 耐熱」といったキーワードで探すと、CB750Kの純正配線に近いスペックの商品が見つかりやすいです。

配線作業前のチェックリスト

  • 線長:約1~2m程度の予定か?
  • 使用するウインカー球の消費電流(例:21W=約1.75A)
  • 耐熱被覆かどうか(エンジン近くを通す場合は特に重要)
  • 接続端子がしっかり密着する太さか(圧着部のサイズに注意)

まとめ:CB750Kに最適なアースコードは?

・電流容量や実測抵抗を踏まえると、0.75 sq(AWG18)黒耐熱アース線が最適解。普通の長さ・環境下では余裕あり。

・長尺・高耐熱が求められる場合は1.25 sqを選ぶとさらに安心。ただし圧着端子のサイズ対応が必要です。

・購入時は「耐熱被覆」「圧着適合」「黒色」で絞り込み、配線長や端子と合わせて選定しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました