インドホンダのCD110 DXは、日本国内では正規販売されていないため、部品の入手や情報収集に苦労することがあります。特にクラッチレバーやブレーキレバーのような消耗品の交換では、互換性のあるパーツを見つけることが重要です。本記事では、CD110 DXに使用可能なレバーの互換品や選び方のポイントを実例とともに紹介します。
CD110 DXはどんなバイク?
CD110 DXは、インド市場を中心に展開されているホンダの実用バイクで、燃費の良さと扱いやすさで知られています。エンジンは110cc空冷単気筒で、日本のスーパーカブシリーズと似た性格の車両です。
そのため、外装こそ異なるものの、パーツの中には日本国内モデルと共通または流用可能な部品も存在します。
クラッチ・ブレーキレバーの互換品はあるのか
CD110 DXはレバー周りにホンダ汎用品が使われている可能性が高く、以下のような車種の部品が流用できるケースがあります。
- スーパーカブ110(JA10以降)
- ドリームシリーズ(インド国内向け)
- XR100モタードなどの小排気量ホンダ車
特にクラッチレバーやブレーキレバーの取り付け形状(ピボットボルト径・ワイヤー取り出し角度など)が似ていれば代用可能です。
実際に互換性を確認する方法
互換品を選ぶ際には、以下のような点に注意してください。
- レバーの長さとカーブ形状
- ピボットボルトの径と位置
- ケーブルの取り付け穴のサイズ
可能であれば、現物を取り外して比較し、バイクショップやネット通販で現物写真や寸法が掲載された商品を選ぶと安心です。
おすすめのパーツ入手先
日本国内では入手しにくいCD110 DXのパーツですが、以下のようなショップや通販サイトが利用できます。
- Amazonや楽天市場(汎用ホンダ用レバーで検索)
- ヤフオク・メルカリ(純正流用品や中古品)
- インド系通販サイト(インドAmazon、Flipkartなど)
- モノタロウ・Webike(汎用部品を探す)
特にAmazonや楽天で「ホンダ 汎用 クラッチレバー」「ブレーキレバー 小型バイク用」などと検索すると、互換性が高い製品が見つかる可能性があります。
代替品を取り付ける際の注意点
CD110 DXのような外国モデルでは、国産モデルと比べて微妙に取り付け角度や寸法が違うことがあります。
そのため、レバー交換後はワイヤーの遊び調整やグリップとのクリアランスなどを必ず確認しましょう。また、必要に応じてレバー側の加工やシム追加で調整することもあります。
まとめ:情報が少ないからこそ慎重にパーツ選定を
インドホンダのCD110 DXのような国内未発売モデルでは、レバーの交換ひとつでも慎重な選定が求められます。国内ホンダ車のレバーと互換性があるかを確認しながら、ネット通販や専門ショップを活用して安全・快適な整備を進めましょう。
レバー交換は操作性に直結する重要な整備なので、慎重に比較・検討し、可能であればプロのアドバイスを得ることをおすすめします。
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