バイクのSRV250にて、Dユニットのようなキー連動アクセサリを接続する際、ヒューズボックスからの電源取り出しでノイズによって点滅やストールが発生するケースがあります。こうした現象を避け、安全・安定的に電源を取り出す方法をまとめました。
よくある問題:ヒューズから直接取るとノイズが侵入する
エーモンなどのヒューズから電源取り出しキットを使うと簡単ですが、高回転・登坂時のスパイクやパルスノイズが入りやすく、機器が点滅したり、最悪エンジンストールする原因になります。
まさにSRV250でも、高回転域でDユニットが不安定になるとのご相談が多いようです。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
バイク屋の提案:アクセサリ配線から分岐するのが効果的
ヒューズ側ではなく、ブレーキランプやヘッドライトなどキー連動アクセサリの+線から分岐する方法がおすすめです。これはノイズの少ない純正回路から電源を引くため、安定性が高まります。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
おすすめの接続方法と手順
- 知見ある回答者は「ヒューズボックスの電源側(入力側)をカットし、そこからACC系ラインを追加するのが望ましい」と提案。エレクトロタップでなく、圧着+半田+絶縁養生が推奨されています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
- ノイズ対策として、バッテリーからリレー経由で電源を取り、リレーの制御線をACCラインから取るという手法も有効です。リレーとコモンモードフィルタを併用すれば、バッテリーの安定化効果でノイズが抑えられます。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
実例:SRV250での安定電源分岐方法
【実例】SRV250のリアランプ配線から+線を分岐し、リレーの制御線として接続。
電源はバッテリー直結+ヒューズ+リレー経由。これにより、高回転時でも点滅せず安定稼働。
まとめ:ノイズ対策重視なら「純正+リレー」の接続がもっとも安定
SRV250でDユニットなどのアクセサリ電源を取る際は、ヒューズキットより、キーON/OFFに連動する純正回路から+を取り、バッテリー+リレー方式にするのがベターです。配線は圧着+半田+絶縁を行い、ノイズや信頼性を重視して施工しましょう。
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